Queen + Bejart - Ballet For Life
クイーン(Queen)の17の名曲にのせて贈るバレエ作品『バレエ・フォー・ライフ』。バレエ『ボレロ』などで知られる振付家モーリス・ベジャールが、クイーンの
フレディ・マーキュリー(Freddie Mercury)や、モーリス・ベジャール・バレエ団のカリスマダンサー、ジョルジュ・ドンらを追悼するために創作した作品。この『バレエ・フォー・ライフ』のドキュメンタリーとパフォーマンスを収めた映像作品『Queen + Bejart - Ballet For Life』から本編クリップ映像が公開。「A Kind Of Magic」のパフォーマンス映像
フレディ・マーキュリーが、バレエやシアトリカルなパフォーマンスに憧れていたことは、彼がライヴやビデオクリップでバレエタイツを着用したり、英国のバレエ団の舞台に立った経験があるというエピソードでも知られています。
そんな彼の想いを叶えるかのように、このバレエにはフレディと思しき人物が、トレードマークだったタイツやレザーパンツをつけて登場します。全編にわたって響き渡るのはクイーンの音楽。ダンサーたちは彼らのヒット曲にのって生を炸裂させるように踊ります。一方、ところどころ挿入されたモーツァルトの音楽の場面では、ストレッチャーやレントゲン写真、“AIDS”の文字遊びなどによって、病気や死、天国のイメージがひそやかに展開していきます。
『Queen + Bejart - Ballet For Life』に収録されるドキュメンタリーは、クイーンの
ブライアン・メイ(Brian May)と
ロジャー・テイラー(Roger Taylor)、バレエ・ダンサーのジル・ロマン、ウェイン・スリープ、振付師のアーリン・フィリップスらも出演。
パフォーマンスは、1997年にスイスのローザンヌでベジャール・バレエ・ローザンヌによって上演された『バレエ・フォー・ライフ』のフル・パフォーマンスを収録。フレディ・マーキュリー、モーリス・ベジャール、クイーン、ジャンニ・ヴェルサーチのアーカイブ映像も含まれます。
監督はモーリス・ベジャールとデヴィッド・マレット。マレットはクイーンの「Radio Ga Ga」「I Want to Break Free」や、フレディ・マーキュリー「The Great Pretender」など数多くのミュージックビデオを手掛けた英国の映像監督です。
映像作品『Queen + Bejart - Ballet For Life』は海外で9月6日発売。
『バレエ・フォー・ライフ』は2020年5月にモーリス・ベジャール・バレエ団による上演が日本で開催される予定です。詳細は以下のURLのページでご覧になれます。
https://www.nbs.or.jp/publish/news/2019/02/ballet-for-life.html以下は以前に公開された映像
トレーラー映像(ドキュメンタリー編)
トレーラー映像(パフォーマンス編)
トレーラー映像