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デュアン・オールマンが『いとしのレイラ』で使用したギター 1億3190万円で落札

2019/08/13 12:55掲載
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The Goldtop 1957 Gibson Les Paul guitar which Duane Allman used to record
The Goldtop 1957 Gibson Les Paul guitar which Duane Allman used to record "Layla" alongside Eric Clapton
デュアン・オールマン(Duane Allman)が、オールマン・ブラザーズ・バンド(The Allman Brothers Band)の最初の2枚のスタジオ・アルバムや、デレク・アンド・ザ・ドミノス(Derek and the Dominos)のアルバム『Layla and Other Assorted Love Songs(邦題:いとしのレイラ)』で使用したエレキギターがオークションに出品され、125万ドル(約1億3190万円)で落札されています。

米国のギター誌Guitar WorldやGuitar.comによると、競売にかけられたのは、1957年ゴールドトップ・ギブソン・レスポール・ギター。

このギターは、デュアン・オールマンがオールマン・ブラザーズ・バンドの最初の2年間に使用したメインギターで、デビューアルバム『The Allman Brothers Band』(1969年)と、2ndアルバム『Idlewild South』(1970年)を生み出したセッションでも使用。また1970年にリリースされたデレク・アンド・ザ・ドミノスのスタジオ・アルバム『Layla and Other Assorted Love Songs(邦題:いとしのレイラ)』のレコーディングセッションでも使用しています。

デュアンは『Layla』のセッションが終わった数週間後、ギターを1959年のチェリー・サンバースト・レスポールへと変えています。

デュアンの手から離れた1957年ゴールドトップ・ギブソン・レスポール・ギターは、1977年に最後の所有者に譲渡されるまでに、三度持ち主が変わったと言われており、ギターは2回補修されています。

ギターは近年、米ジョージア州メーコンにあるオールマン・ブラザーズ・バンド・ミュージアムに展示されており、これまでにビリー・ギボンズ、デレク・トラックス、ウォーレン・ヘインズ、ネルス・クライン、ヴィンス・ギルなどが演奏しています。