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特集上映<現代音楽と日本映画の交差点 1950s-1970s> 9月7日より川崎で開催

2019/08/12 12:54掲載
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現代音楽と日本映画の交差点 1950s-1970s
現代音楽と日本映画の交差点 1950s-1970s
現代音楽×日本映画の新たな表現への探求の軌跡を辿る計22作品を上映。
特集上映<現代音楽と日本映画の交差点 1950s-1970s>が9月7日(土)より、川崎市市民ミュージアムにて開催されます。国内における電子音楽の始まりを起点としながら1950年代から70年代頃の映画音楽に焦点をあて、現代音楽と日本映画の新たな表現への探求の軌跡を辿ります。また関連イベントとして10月5日(土) には<映画音楽講座 武満徹の音・音楽の世界>も開催されます。

以下インフォメーションより

1950年代に始まった日本の電子音楽は、電子音楽が生まれた欧州の系譜とは異なる独自の形で発展してきました。「録音」した音から創作が可能な電子音楽は、フィルムの光学サウンドトラックに音を録音する映画音楽に接近しながら、新たな可能性を追求していきます。

本特集では、国内での電子音楽の始まりを起点としながら、1950年代から 70年代頃の映画音楽に焦点をあて、現代音楽と日本映画における新たな表現への探求の軌跡を辿ります。当館の収蔵作品から劇映画を中心に、全22作品を紹介します。

また、10月5日(土) の『おとし穴』上映後、「映画音楽講座 武満徹の音・音楽の世界」の開催が決定。講師には小沼純一氏(早稲田大学文学学術院教授、音楽・文芸批評家) をお迎えします。

<現代音楽と日本映画の交差点 1950s-1970s>

【上映作品 (全22作品)】
『カルメン純情す』(1952)
『近松物語』(1954)
『噂の女』(1954)
『おとし穴』(1962)
『切腹』(1962)
『太平洋ひとりぼっち』(1963)
『砂の女』(1964)
『怪談』(インターナショナル・バージョン)(1964)
『悦楽』(1965)
『他人の顔』(1966)
『河 あの裏切りが重く』(1966)
『さらば夏の光』(1969)
『エロス+虐殺』(1969)
『心中天網島』(1969)
『煉獄エロイカ』(1970)
『東京战争戦後秘話』(1970)
『儀式』(1971)
『戒厳令』(1973)
『青幻記 遠い日の母は美しく』(1973)
『卑弥呼』(1974)
『北村透谷 わが冬の歌』(1977)
『ざ・鬼太鼓座 デジタルリマスター』(1981)

【日程】
2019 年 9 月 7 日(土)〜12 月 1 日(日)の土日 11:00/14:00(入替制/15 分前開場)
※ただし 9 月 21 日・22 日、10 月 12 日・13 日・26 日・27 日 は休映

【料金】
1 プログラムにつき 一般 600 円、65 歳以上・大学生・高校生 500 円、小中学生 400 円
※未就学児・障害者手帳等をお持ちの方およびその介護者は無料。

【会場】
川崎市市民ミュージアム 1F 映像ホール(全自由席/定員 270 名)

【申込】
当日 1F 総合案内で 10:00〜15:00 までチケットを販売(12:00〜13:00 は販売休止)
※前売り券はありません。満席になり次第販売を終了します。
※65 歳以上・大学生・高校生・中学生、障害者手帳等をお持ちの方は、いずれも証明できるもの(原本)をお持ちください。

【上映スケジュール詳細】
当館 HP(https://www.kawasaki-museum.jp/cinema/18700/)をご確認ください。

●川崎市市民ミュージアム 映像ホール
住所:〒211-0052 神奈川県川崎市中原区等々力 1-2(等々力緑地内)
開館時間:9:30〜17:00(入場は閉館の 30 分前まで)
休館日:月曜日(休日の場合は開館)、祝日の翌日(土日の場合は開館)、年末年始
アクセス:JR・東急「武蔵小杉」駅北口 1 番乗り場からバスで約 10 分
「市民ミュージアム前」下車すぐ