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ドキュメンタリー「そして、ルパン三世が生まれた〜命を吹き込んだ男たち〜」 NHK『アナザーストーリーズ』8月20日放送

2019/08/10 11:25掲載(Last Update:2019/08/14 12:07)
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『ルパン三世』 写真提供:モンキー・パンチ/双葉社
『ルパン三世』 写真提供:モンキー・パンチ/双葉社
『ルパン三世』のドキュメンタリー「そして、ルパン三世が生まれた〜命を吹き込んだ男たち〜」が、NHK BSプレミアム『アナザーストーリーズ』で8月20日(火) に放送されます

■『アナザーストーリーズ「そして、ルパン三世が生まれた〜命を吹き込んだ男たち〜」』
NHK BSプレミアム 8月20日(火) 午後9時00分
再放送:NHK BSプレミアム 8月26日(月) 午後11時45分

ルパンが盗んだのはあなたの心!時代を超えて愛される「ルパン三世」の誕生秘話!1967年、日本初の青年向け週刊漫画誌「漫画アクション」が創刊。表紙を飾ったのが無名の漫画家モンキー・パンチ。弱小出版社との出会いが生んだ奇跡。テレビアニメのスタイリッシュで斬新な演出。しかし鬼才の初代監督を突然の交代劇が襲う。その後、宮崎駿、鈴木清順らが新たなルパンを生み出していく。ルパン三世に隠された知られざる物語!

●1967年7月25日に創刊した日本初の週刊青年漫画誌「週刊漫画アクション」。その巻頭を飾ったのがモンキー・パンチの『ルパン三世』だった。まだ無名の新人漫画家の描いたその作品は瞬く間に評判となり、当時の若者たちの心を掴んだ。神出鬼没の大泥棒はなぜ国民的人気キャラクターになりえたのか?

●漫画家・バロン吉元は、モンキー・パンチと共に「週刊漫画アクション」の看板作家として活躍した。親友としてライバルとしてモンキー・パンチを見てきた吉元。貸本漫画家としてキャリアを始めながら、時代の波に翻弄された2人は、双葉社の若き編集長・清水文人にその才能を見出される。

●演出家・おおすみ正秋は、『ルパン三世』のアニメ化に当たって、日本ではほとんど前例のなかった「大人向けテレビアニメ」を目指すことを宣言し、リアリティやスピード感を重視した斬新な演出で制作に取り組む。しかし、視聴率は振るわずテレビ局から子供向けアニメの大幅な路線変更を求められる。

●今年4月にこの世を去ったモンキー・パンチ。彼の生み出した『ルパン三世』は、半世紀以上に渡って広く愛され続けている。生前モンキー・パンチは、「自分の漫画には、悪い事はやっちゃダメ、努力すれば報われる、夢はいつか叶う、といった教えは一切ない。」と語っていたという。

【司会】松嶋菜々子,【語り】濱田岳

番組ページ(予告映像あり):
https://www4.nhk.or.jp/anotherstories/x/2019-08-20/10/6188/1453129/