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ジョーン・バエズ フェアウェル・ツアー終了 ライヴ活動引退、ラスト公演の映像がネットに

2019/07/30 15:01掲載
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Joan Baez
Joan Baez
“フォークの女王”、ジョーン・バエズ(Joan Baez)は7月28日、フェアウェル・ツアーの最終公演を行い、ライヴ・パフォーマーとしてのキャリアを締めくくっています。

ジョーン・バエズは2018年3月より、最後のワールドツアーとなる<Fare Thee Well Tour 2018/2019>を実施。ラスト公演は7月28日に行われたスペインのマドリードで開催された<Universal Music Festival 2019>で、ラスト・ソングは「Dink's Song (Fare Thee Well)」でした。当日のファン撮影映像あり。

米ローリング・ストーン誌によると、ジョーン・バエズがツアーをやめると決めた理由の一つは彼女の歌声の状態でした。「私の声帯は並外れている。持ちこたえているけどいつまでも使ってみたくはない。100歳になるまで歌い、その後ステージで死んでしまう人もいることは知っているけど、それは私のキャリアを終わらせるビジョンではないわ」と語っています。

ジョーン・バエズの将来の計画ははっきりしていませんが、彼女は何らかの形で音楽を作り続けたいと思っているようです。「私が今後、主にすることは絵画だと思う。それをやれる時間が今は十分にあるから」「これまで何もしないことに時間をかけたことはなかったけけど、特に私の年齢ではそれはとても重要なことで、これから何をするのかを考えています」と語っています