金沢大学は、8月3日(土)より、金沢大学オープンアカデミー(KOA)第1弾として、人類の文化遺産である“ザ・ビートルズ”を題材とした「ビートルズ大学」を「KOA Enjoy Advanced コース:人生を愉しむ講座」の一つとして開講します。
「ビートルズ大学」は、金沢出身の音楽評論家・宮永正隆を講師に開講する誰もが参加できる「金沢駅前学び系エンターテインメント」。宮永正隆の40年に及ぶ研究と、ここでしか見られないコレクションを教材に、ビートルズファンもそうでない方も楽しんで学べる内容となっています。
■金沢大学オープンアカデミー「ビートルズ大学」
開講日時:2019年8月3日(土)から,毎週土曜・日曜・および祝日に開講
※7つの講義の中から好みの講義を1時間単位で選んで受講できます。
開講場所:金沢大学金沢駅前サテライト(駅前ハナレ)
石川県金沢市広岡1丁目2番20号 毎日新聞北陸ビル3階
講師:宮永 正隆氏(金沢市出身,国際的ビートルズ研究家)
対象者:どなたでもご参加いただけます。
受講料:1講座当たり2,000 円(税別)
予約方法:ビートルズ大学ホームページより申し込み
https://www.beatles-daigaku.com参加費用:1講座当たり2,000円(税別)
<宮永 正隆(ミヤナガ マサタカ)>
1960年生まれ。金沢市出身。音楽評論家。
ポール・マッカートニーやヨーコ・オノ,ショーン・レノン取材,ジョンレノン・ミュージアム展示品解説や,「コンプリート・レコーディング・セッションズ・完全版」(マーク・ルーイスン著)監修を手掛ける。
膨大な知識と愛情に裏打ちされた骨太なビートルズ論は評価も高く,トーク・ライヴ,TV,ラジオや活字で発信する評論活動の総称は「ビートルズ大学」という名で浸透している。
著書「ビートルズ大学」(アスペクト刊)はクオリティが評価され,NYに本部を置く「国際音楽文献目録」登録の栄誉を受ける。また,著書「ビートルズ来日学」(DU BOOKS刊)は,桑田佳祐氏もこれに刺激されて名曲「月光の聖者達(ミスター・ムーンライト)」を書き上げた旨をインタビューで明かすなど,各界で反響を呼び,2016年最優秀出版物賞を受賞。
<金沢大学オープンキャンパス ビートルズ大学カリキュラム>
●珍カヴァー好カヴァー
日曜日・連休中日/最終日 9:20-10:10
宮永コレクションから惜しげもなく飛び出すビートルズ・カヴァー作品の数々。爆笑の珍作、必聴の名作、歌い手や演奏が異なればここまで変わる。同一曲で定点観測することで浮き彫りになるジャンルの違い。まさに「耳の快楽」をお届けします。
●「ビートルズの歩み」速習講座
土・日・祝日 10:20-11:10
たった6年で、外見も音楽スタイルも劇的に変化を遂げて解散したビートルズ。この速習講座を受講すれば、暗記不要、ビートルズ偏差値アップ保証付。ベテラン・ファンのような境地で、ビートルズを深く賞味できる身体になります。
●「ビートルズ来日学」速習講座
土・日・祝日 11:25-12:15
日本人として最も興味深いトピックこそが「来日」でしょう。「ビートルズ来日学」の著者でもある宮永氏が、ビートルズが滞在した5日間の賞味法を楽しく伝授します。ここでしか見られない貴重なお宝も見られます。
●ビートルズのアメリカ制覇
土・日・祝日 13:10-14:00
ビートルズが世界一のバンドになった瞬間、それは、ショウビジネスの本場「アメリカ」で1位になったときです。その曲はアメリカでのデビュー曲「I want to hold your hand」。アメリカ社会の反応、便乗して出た珍品レコードなど、1964年にタイムスリップしてください。
●「抱きしめたい」の衝撃
土・日・祝日 14:10-15:00
アメリカでデビューするならと、日本を含む世界中でビートルズは同時デビューしました。日本語タイトルを「抱きしめたい」と付けられた「I want to hold your hand」。ビートルズという黒船が日本の音楽界に与えたインパクトを、笑いもまじえながら体感していただきます。
●「LOVE」賞味法
土・日・祝日 15:20-16:10
2006年になって「ビートルズの最新作」と銘打って全世界同時発売されたアルバム「ラヴ」。この複合的なアルバムの賞味法を、様々な角度から貴方に伝授します。受講前の貴方にはもう戻れないこと保証付。
●ビートルズと瞑想
土曜日・連休初日/中日 16:25-17:15
ビートルズがそれ以前のスーパースターと異なる点は、世界の頂点に立ったとき「人生の意味」「存在の意味」を探求したことにあります。そんなビートルズからの現場報告として生まれた楽曲を味わいながら、東洋哲学とビートルズのスリリングな接点を体感していただきます。
■ビートルズ大学ホームページ
https://www.beatles-daigaku.com