Austin Butler, Elvis Presley - Theo Wargo/Getty Images; Courtesy of Photofest
エルヴィス・プレスリー(Elvis Presley)の新たな伝記映画で、エルヴィス役を演じるのはオースティン・バトラー。エルヴィスの公式ツイッターでも発表されています。オースティンは、ジム・ジャームッシュ監督のゾンビ映画『ザ・デッド・ドント・ダイ』にも出演し、クエンティン・タランティーノ監督の新作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』にもキャスティングされている27歳の若手米国人俳優。
まだタイトルや公開時期も発表されていませんが、映画は、長年マネジャーを務め、エルヴィスを大スターに育て上げたトム・パーカー大佐との関係を描いた作品。大佐役はトム・ハンクスがキャスティングされています。
監督は『ムーラン・ルージュ』『華麗なるギャツビー』などのバズ・ラーマン。脚本は『華麗なるギャツビー』や『ムーラン・ルージュ』に引き続きラーマン監督とクレイグ・ピアースが担当します。
ラーマン監督は声明の中で
「キャスティングが完璧でなければ、この映画を作ることはできないとわかっていた。私たちはこの比類のないスターの特異な自然な動きや声質だけでなく、アーティストの内面的な弱さも表現できることができる俳優を徹底的に探した」
「キャスティングの過程で、無数の才能に出会うことができて光栄だった。オースティン・バトラーのことは、ブロードウェイの“The Iceman Cometh”でデンゼル・ワシントンの相手役を務めたことで聞いたことがあった。大規模なスクリーンテストや音楽/パフォーマンス・ワークショップで、世界で最もアイコン的な音楽界の一人のスピリットを具現化することができる人物を見つけた」と語っています。