ギャグ漫画界の帝王・赤塚不二夫の名作ギャグコミックを原作に1970年代に放送されたTVアニメ、第1作目『天才バカボン』と第2作目『元祖天才バカボン』の本編映像が、アニメーション制作会社トムス・エンタテインメントのYouTubeチャンネル「TMSアニメ55周年公式チャンネル」で無料配信されています。『天才バカボン』『元祖天才バカボン』ともに第1話から第3話までが公開されています。
■『天才バカボン』
【作品概要】
ギャグ漫画界の帝王・赤塚不二夫の名作ギャグコミックを原作に、1971年から1972年に全79話(40回)を放送した国民的アニメの第1作目。『巨人の星』で作画・演出などを手がけた斉藤博、『ど根性ガエル』の岡部英二らが演出を手がけ、バカボンのパパを中心とした町の住人たちが巻き起こす珍騒動を描く。
【あらすじ】
奇天烈なパパと美人で優しいママ、そしてお人好しで天然ボケな小学生バカボンが、トラックに乗って東京のとある町に引っ越してきた。やがて赤ちゃんなのに算数ができる天才児ハジメちゃんも生まれ、バカボン一家は大わらわ。「おでかけですか?」のレレレのおじさんやピストルを連発する本官さんらちょっぴり変わった人々が住むこの町で、住人たちを巻き込みさまざまな騒動を起こしていく。
【声の出演/CAST】
バカボン:山本圭子/バカボンのパパ:雨森雅司/ママ:増山江威子/ハジメ:貴家堂子、真樹夫/おまわりさん:田の中勇/レレレのおじさん:塊柳二/先生:北村弘二 ほか
【スタッフ/STAFF】
原作:赤塚不二夫/演出・監督:斉藤博、岡部英二 ほか/脚本:吉田善昭、大西洋三、小田健也、松元力、辻真先 ほか/作画監督:芝山努/美術監督:影山仁/編集:井上和夫/音楽:渡辺岳夫
『天才バカボン』のプレイリスト
第1回「バカボン一家だコニャニャチハ」「赤ちゃんはホンモノがいいのだ」(1971)
第2回「モシモシ早く生まれておいでね」「コニャニャチハ赤ちゃん」(1971)
第3回「赤ちゃんはハジメちゃんなのだ」「ハジメちゃんがはじめてしゃべったのだ」(1971)
■『元祖天才バカボン』
【作品概要】
1975年〜1977年の2年にわたって全206話を放送したTVアニメ第2作目。演出には出﨑統や『めぞん一刻』の高屋敷英夫、『名探偵ホームズ』の御厨恭輔、美術設定に男鹿和雄ら実力派スタッフが参加し、第1作目に比べより原作に沿ったストーリー&演出で展開。不条理ギャグ満載、原作者・赤塚不二夫が決定版と認めた天才バカボンアニメの"元祖"。
【あらすじ】
バカ田大学出身の破天荒なバカボンのパパ、美人なママ、天然ボケの長男バカボン、天才児ハジメちゃんのバカボン一家。パパの周囲には海賊やしゃべる動物、幽霊や神様が次々と現れて……非常識な出来事とおかしなご近所さんたちが織りなす、ごく普通だけどへんな毎日。ウナギイヌも初登場するから、見ないと逮捕なのだ!
【声の出演/CAST】
バカボン:山本圭子/バカボンのパパ:雨森雅司/ママ:増山江威子/ハジメ:貴家堂子 ほか
【スタッフ/STAFF】
原作:赤塚不二夫/演出:御厨恭輔、高屋敷英夫、さきまくら(出﨑統)、吉田茂承 ほか/脚本:金子裕、吉田善昭、山崎晴哉 ほか/作画監督:芝山努(前期)、北原健雄(後期)/美術監督:小林七郎/撮影監督:若菜章夫 ほか(前期)、小林健一(後期)/編集:東放制作/音楽:渡辺岳夫
『元祖天才バカボン』のプレイリスト
第1回「ブタさんはとんかつなのだ」「宝をうめてさがすのだ」(1975)
第2回「もしもしカメよカメさまなのだ」「ヤキモチの結婚記念日なのだ」(1975)
第3回「わしは新聞にだまされたのだ」「ユーレイさんコニャニャチハ」(1975)