Anime Expo 2019(7月4日〜7日Los Angeles Convention Center )で開催したサンライズパネル(現地時間7月4日17時、日本時間7月5日11時より開催)内にて、大友克洋監督、浅沼誠(株式会社サンライズ 代表取締役社長)、土屋康昌(株式会社サンライズ プロデューサー)が登壇し、発表を行いました。
当発表では「AKIRA」の新アニメ化プロジェクトについても発表いたしました。さらに同じく大友克洋プロジェクトとして、作家・大友克洋氏と株式会社講談社(東京都文京区、代表取締役社長:野間省伸)が大友氏の現時点までの作品群を俯瞰し、集大成を出版する大全集「OTOMO THE COMPLETE WORKS」プロジェクトについても発表いたしました。
【「OTOMO THE COMPLETE WORKS」プロジェクト】 同じく大友克洋氏の大きな話題として、講談社による「OTOMO THE COMPLETE WORKS」プロジェクトがスタートします。大友克洋氏自身が自らの作品群を編集、構成し、大友克洋という作家の誕生から創作と思考の軌跡を読み取ることができる、まったく新しい集成を制作することがテーマのプロジェクトです。大友氏が表現者として世に出た1971年の漫画デビューから、すべての作品や発言を年代順に収録いたします。「全集」という言葉でくくられるものかもしれませんが、それを越えた大友克洋「全部」と言えるものかもしれません。また、すべての若い作家や読者たちのために、ということもテーマのひとつとしているため、日本はもちろん世界での出版も目指しています。 より詳細な内容や刊行開始予定については、続報をお待ちください。