最初期のアニメ技法を使いアナログレコード129枚でミュージックビデオを制作したカナダのバンドが話題に

日本では“おどろき盤”とも呼ばれる最初期のアニメーション装置「フェナキストスコープ（Phenakistiscope）」の技法を使い、アナログレコード129枚でミュージックビデオを制作したカナダのバンドが話題に。バンクーバー拠点のインディーロック・バンド、Said The Whaleで、曲は「Record Shop」。映像あり。

「フェナキストスコープ（Phenakistiscope）」は、回転のぞき絵（ゾートロープ）に先駆けて登場した初期のアニメーション機器で、少しずつ絵を変化させた円盤の裏のスリットから、鏡に映した絵を見ると、連続して動いているかのように見えます。

Said The Whaleは、この技法を使い、アナログレコード129枚でミュージックビデオ全体を制作しています。CGやデジタルアニメーションは一切使用していないとしています