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ドクター・ジョン 亡くなる前に最後のスタジオ・アルバムを完成させていた

2019/06/12 15:09掲載
Dr. John and producer Shane Theriot, photo by Sandrine Lee
Dr. John and producer Shane Theriot, photo by Sandrine Lee
ドクター・ジョン(Dr. John)は、亡くなる前に最後のスタジオ・アルバムを制作していたことが明らかにされています。

米ローリングストーン誌によると、ドクター・ジョンはプロデューサー/ギタリストのシェイン・テリオット(Shane Theriot)をプロデューサーに迎え、2017年にアルバムのレコーディングを始めています。2018年にはジョンの健康状態が良くない日々が続き、ピアノを弾くのが難しくなったり、家を出るのがさらに難しくなりますが、ジョンはアルバムの作業が完了するまで自宅の仮設スタジオでレコーディングを続けていました。

テリオットは「(レコーディングの)最初の頃は、これが自身の最後のレコードになるとは思っていなかったと思うけど、最後の頃には知っていたと思う」と語り、またこのアルバムでキーボードを弾いたDavid Torkanowskyも「彼はこれが自身の最後のレコードだと理解していた」と語っています。

アルバムには、オリジナル曲、カントリー風カヴァー、自身の過去楽曲のリ・ワーク・ヴァージョンを収録。カヴァー曲はジョニー・キャッシュ(Johnny Cash)「Guess Things Happen That Way」、ハンク・ウィリアムズ(Hank Williams)「Ramblin’ Man」「I’m So Lonesomone I Could Cry」、ウィリー・ネルソン(Willie Nelson)作曲の「Funny How Time Slips Away」など。

アルバムにはウィリー・ネルソンが「Old Time Religion」に、リッキー・リー・ジョーンズ(Rickie Lee Jones)が「I Walk on Guilded Splinters」に、アーロン・ネヴィル(Aaron Neville)トラヴェリング・ウィルベリーズ(The Traveling Wilburys)のカヴァー「End of the Line」の“ニューオーリンズ・ストリート・パーティ”ヴァージョンに参加しています。

アルバムのアートワーク、タイトル、発売日などはまだ発表されていませんが、米ローリングストーン誌はアルバムはドクター・ジョンの生前に完成していたと伝えています。

なお、ドクター・ジョン関連の他のニュースとして、ロックンロールの殿堂(Rock & Roll Hall of Fame)のYouTubeチャンネルは、ドクター・ジョンが2011年の式典で演奏したパフォーマンスの映像をオフィシャル・アーカイブ公開しています。曲は「Right Place, Wrong Time」と「Who Drank My Beer While I Was In the Rear」