HOME > ニュース >

ポール・マッカートニーも賞賛、アメリカ先住民ミクマク族の女の子がミクマク語で歌うビートルズ「Blackbird」のカヴァーが話題に

2019/06/04 15:11掲載
メールで知らせる   このエントリーをはてなブックマークに追加  
Emma Stevens, Paul McCartney
Emma Stevens, Paul McCartney
ポール・マッカートニー(Paul McCartney)が最新ライヴで観客に“素晴らしいからチェックして”と賞賛した、ビートルズ(The Beatles)のカヴァー「Blackbird」が話題に。

ポールは6月1日の米ケンタッキー州レキシントン公演で「カナダ人の女の子による素晴らしいヴァージョンがあるんだ。YouTubeで観れるよ。彼女の民族の言葉で歌っているんだ」「とってもクール。チェックしてみて」と観客に語っています。

カナダの放送局CBCなどによると、ポールが賞賛したのは、カナダ東海岸に居住するアメリカ先住民であるミクマク(Mi'kmaq)族の16歳の女子高校生エマ・スティーブンス(Emma Stevens)がミクマク語で歌う「Blackbird」です。

エマによるこのカヴァーは、世界中で2680の先住民族言語が消滅の危機的状況にあることへの関心を高めるために行われている国連キャンペーンの一環として、4月末に彼女の高校で録音・撮影が行われています。

カヴァー・パフォーマンスの映像はYouTubeに投稿された直後から海外で話題を集め、それによりポールにも評判が届いたようです。

映像あり

●ポールが観客に“チェックして”と語った時の映像




●エマ・スティーブンス「Blackbird by The Beatles sung in Mi'kmaq」



●ケニアで開催された国連人間居住計画(UN-HABITAT)の総会でミクマク語の歌を演奏するエマ・スティーブンスの映像