「100年前の世界からやってきた」とも称される米国ルーツ音楽博士、シンガーソングライターの
レオン・レッドボーン(Leon Redbone)が5月30日の早朝に死去。レオンの公式サイトで発表されています。死因は明らかにされていません。69歳でした。
レオン・レッドボーンは、自身の経歴をめったに話さない謎の多いシンガーソングライターでしたが、本名はディックラン・ゴルバリアン(Dickran Globalia)で、1949年8月26日にキプロスで生まれたと言われています。
70年代半ばよりカナダ・トロントのナイトクラブやフォークフェスで演奏活動を開始。1975年に『On The Track』でアルバム・デビュー。以来、コンスタントに作品を発表し、ラグタイム、ブルース、ジャズ、フォーク等の米国ルーツ・ミュージックを40年以上も探究。健康問題のために2015年に引退するまで、16枚のフル・アルバムをリリースしています。またTV番組『サタデー・ナイト・ライヴ』などへの出演でも知られています。