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軍艦や戦闘機の“メガ・ピットイン”に密着、規格外のスケールで行われる作業を紹介するドキュメンタリーがNHKで放送決定

2019/05/25 14:32掲載
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『軍艦のメガピットイン』 『戦闘機のメガピットイン』
『軍艦のメガピットイン』 『戦闘機のメガピットイン』
軍艦や戦闘機の“メガ・ピットイン”作業に密着。規格外のスケールで行われる点検・修復・特殊作業を紹介するドキュメンタリーがNHK BS1で放送決定。

『軍艦のメガピットイン』は、デンマーク軍の多目的支援艦の“メガ・ピットイン”作業に密着。プロペラやシャフト、機密満載のソナー部品など、“規格外のスケール”で行われる点検・修復作業を紹介。6月17日(月)深夜放送

『戦闘機のメガピットイン』は対ロシア防衛の最前線を飛び回るチェコ空軍の戦闘機。その“メガ・ピットイン”に密着。脱出用シートや機関砲、超小型カメラでのエンジン点検など、特殊作業の数々を紹介。6月18日(火)深夜放送。

いずれも2018年にドイツのMaximas Filmsが制作したドキュメンタリー。NHK BS1の「BS世界のドキュメンタリー」枠で放送されます。

■『軍艦のメガピットイン』
NHK BS1 2019年6月18日(火)午前0時00分〜

デンマーク軍の多目的支援艦の“メガ・ピットイン”作業に密着。プロペラやシャフト、機密満載のソナー部品など、“規格外のスケール”で行われる点検・修復作業を紹介する。

「アブサロン」は、輸送・揚陸機能に戦闘能力を加え、ステルス性も持つ“21世紀の軍艦”。5年ごとにドックに入り、全長137メートルの巨体と装備品を徹底的にチェックする。長いプロペラシャフトの「ずれ」は、熟練工が経験と勘を頼りに修復。船底部に取り付けられたソナーの動作確認も念入りだ。5週間にわたるピットインから、軍事用ハイテク部品と職人芸の、意外なコンビの妙が浮かび上がってくる。

原題:Mega Pit Stops: Absolon
制作:Maximas Films (ドイツ 2018年)

番組ページ:
https://www6.nhk.or.jp/wdoc/backnumber/detail/?pid=190618

■『戦闘機のメガピットイン』
NHK BS1 2019年6月19日(水)午前0時00分〜

対ロシア防衛の最前線を飛び回るチェコ空軍の戦闘機。その“メガ・ピットイン”に密着。脱出用シートや機関砲、超小型カメラでのエンジン点検など、特殊作業の数々を紹介する。

「サーブ39グリペン」は、スウェーデンが中心となって開発。機体を極限まで軽量化し、高速道路でも離発着できる汎用性が特長だ。主翼と前翼には水圧・油圧ラインが走り、フラップの傾きや兵装部を制御。小さな傷ひとつが飛行性能に影響するため、特殊機械で隅々まで洗浄し、傷の有無を確認する。サーブ社製のエンジン内部の点検では、摩耗したパーツを交換。“すべてに完璧を求める”軍事製品の8週間のメンテナンスには、驚きが満載。

原題:Mega Pit Stops: Fighter Jet
制作:Maximas Films (ドイツ 2018年)

番組ページ:
https://www6.nhk.or.jp/wdoc/backnumber/detail/?pid=190619