ホイットニー・ヒューストン　ホログラム・ツアーやミュージカル、未発表音源集などの計画が進行中

ニューヨーク・タイムズ紙によると、ホイットニー・ヒューストン（Whitney Houston）の遺産を管理するエステートは現在、ホイットニーのホログラムをフィーチャーしたツアーや、ブロードウェイ・ミュージカル、未発表トラックのアルバムなど、さまざまな新しいプロジェクトの計画を進めています。

同紙によると、ホイットニーのエステートは先週、 音楽出版／マーケティング会社のPrimary Wave Music Publishingと新しい契約を締結。同社はこの契約により、ホイットニーの音楽や映画からのロイヤルティ、商品販売、そしてホイットニー・ヒューストンの名前と肖像を使用する権利を含む、エステートの資産の50パーセントを獲得すると報じられています。

2012年にホイットニーが亡くなって以来、エステートはあらゆる活動を延期してきましたが、遺産管理人であるホイットニーの義姉パット・ヒューストンは同紙に、今回の契約もあり、今がその時だと説明しています。

Primary Waveの創設者であるLarry Mestelは同紙に、すでにブロードウェイのプロデューサーとミュージカルについて話し合っていると語り、また新しいアルバムは、ホイットニーが1985年にリリースしたデビュー・アルバム『Whitney Houston（邦題：そよ風の贈りもの）』の未発表トラックで構成することができるとも語っています。

ホログラムについてはすでに開発が行われています。他の計画よりも優先されているというホログラム・ツアーは、ホイットニーのオリジナル・バンド＆バックアップ・シンガーたちが参加するものとなる予定で、彼女の兄ゲイリーも参加する予定です。