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レッド・ツェッペリンとサイモン&ガーファンクル特集回を5月に再放送 BS-TBS『SONG TO SOUL〜永遠の一曲〜』

2019/04/26 12:58掲載
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Led Zeppelin / Led Zeppelin IV
Led Zeppelin / Led Zeppelin IV
5月のBS-TBS『SONG TO SOUL〜永遠の一曲〜』は、レッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)「胸いっぱいの愛を」「天国への階段」、サイモン&ガーファンクル(Simon and Garfunkel)「明日に架ける橋」「サウンド・オブ・サイレンス/スカボロー・フェア」のエピソードを再放送します。出演はジミー・ペイジ(Jimmy Page)アート・ガーファンクル(Art Garfunkel)

『SONG TO SOUL〜永遠の一曲〜』は、多くの人々の心に響き続けるソング(名曲)のルーツを辿りながら音楽を生み出したソウル(魂)と音楽に魅せられたソウル(魂)をつないでいく音楽番組です。

■BS-TBS『SONG TO SOUL〜永遠の一曲〜』

●「胸いっぱいの愛を」レッド・ツェッペリン
再放送:2019年5月5日(日)よる11時〜放送

ロック界の王者として、今なお絶大な人気を誇るレッド・ツェッペリン。「胸いっぱいの愛を」は、彼らの2ndアルバム『レッド・ツェッペリンII』(1969リリース)の冒頭を飾る彼らの代表曲。多彩な音楽性を持つ彼らの楽曲の中でも、最もヘヴィでハードなナンバーとされ、ハードロックそのものの輝かしいアンセムにもなっている。
アメリカではシングルもリリースされ、最高4位となる大ヒット。ロック界における彼らの存在を揺るぎないものとした。
因みに、アルバムの方も、ビートルズの『アビイ・ロード』を破り、7周連続1位を獲得している。

曲のベースとなっているのは、ウィリー・ディクスンが書き、マディ・ウォーターズが歌ったブルース曲「ユー・ニード・ラヴ」。この曲を、彼ら独自の方法で、よりへヴィでラウドに展開させ、魔法のような曲が新たに誕生した。ジミー・ペイジの繰り出す鋼のごときリフをはじめ、メンバー4人の強靭なプレイが聴く者を圧倒する。
アルバムは、ツアーの合間を縫い、各地のスタジオを転々としながら、少しずつレコーディングが行われ、ニューヨークのスタジオで最終のミキシングが行われた。

番組では、スペシャル・ゲストとしてジミー・ペイジを迎え、曲が生まれた経緯について語ってもらった。
また、エンジニアのエディ・クレイマーや、ミキシングに立ち会った伝記作家のリッチー・ヨーク、バンドの結成を間近に見守ったクリス・ドレヤらを訪ね、名曲誕生の背景を探っていく。

●「天国への階段 ジミー・ペイジ スペシャル」レッド・ツェッペリン
再放送:2019年5月12日(日)よる11時〜放送

この番組がスタートして第5回目の放送で取り上げた「天国への階段」。
曲が生まれたヘッドリー・グランジや、レコーディング時のエピソードなどを紹介しましたが、実際に曲を作り演奏したレッド・ツェッペリンメンバーに出演いただくことは叶いませんでした。
今回、今年2度目の登場となるジミー・ペイジにインタビュー!
7年の歳月を経て、ジミー・ペイジのインタビューをふんだんに追加した「天国への階段 ジミー・ペイジ スペシャルバージョン」を放送致します。

「天国への階段」はどのように生まれたのか。
アルバム作りを行なった「ヘッドリー・グランジ」について。
そこでのレコーディングの様子について。

ロックの歴史に残る名曲としてさまざまな伝説を生んだ「天国への階段」
この名曲についてジミー・ペイジが語り尽くします。

●「明日に架ける橋」サイモン&ガーファンクル
再放送:2019年5月19日(日)よる11時〜放送

サイモン&ガーファンクルの「明日に架ける橋」(1970年リリース)は、シングル、アルバム(同曲が収められた同名アルバム)ともに全米No.1を獲得し、グラミー賞6部門に輝いた大ヒット曲。
エルヴィス・プレスリーやアレサ・フランクリンをはじめ、多くのシンガーにもカヴァーされ、彼らを代表する曲ともなっている。

これまで、この曲については、さまざまなエピソードが語られてきた。
ポールは、ささやかな讃美歌のつもりでこの曲を書き、アートに聴かせた。
曲を聴いたアートは最初、「君が歌えばいい」とポールに言った。
アートは、2番までしか歌詞がなかったこの曲の3番を書くよう求めた。
レコーディングは、ロサンゼルスのスタジオで3番から始め、1番はニューヨークのスタジオに場所を移し、苦労の末、ようやく歌い終えた。
これらの話は本当なのか… もしそうだとすれば、その真意はどこにあったのか…
そうした問いに、今回、アート・ガーファンクルが、じっくりと時間をかけて答えてくれた。

自らをシンガーであると同時に、レコード・メイカーだと語るアート。
いかにして、最高のパフォーマンスを、そして、最高の感動を届けるか…
完璧主義者と呼ばれる彼の、創作に賭ける情熱がひしひしと伝わるロング・インタビュー。

さらに、ポール・サイモンの友人で、ゴスペル音楽のプロデューサーであるアンソニー・ヘイルバットが、この曲とゴスペル・ソングの関係について詳しく語ってくれた。
番組では、ほかにもこの曲にゆかりある人々を訪ね、「明日に架ける橋」が誕生するまでの経緯を探っていく。

●「サウンド・オブ・サイレンス/スカボロー・フェア」サイモン&ガーファンクル
再放送:2019年5月26日(日)よる11時〜放送

「サウンド・オブ・サイレンス」と「スカボロー・フェア」。サイモン&ガーファンクルを代表するこの2つの曲は、映画『卒業』の音楽として効果的に使われ、多くの人々の胸に刻み込まれた。

「サウンド・オブ・サイレンス」には、3つのバージョンがある。1つめは彼らの1stアルバムに収められたアコースティック・バージョン。2つめはポールのソロ作品、そして、3つめが『卒業』でも用いられ、最もよく知られたエレキ・バージョン。これら3つのバージョンは、どのように生まれたのか。

そして、イギリスの古いバラッドを元につくられた「スカボロー・フェア」。この曲の歌詞とメロディは、ポールがイギリス訪問中に、現地のミュージシャン、マーティン・カーシーから教わったとされる。後にアートもポールを追ってイギリスを訪れ、彼らと合流した。美しいハーモニーで知られるこの曲は、どのように生まれたのか。

声帯の不調を克服し、アート・ガーファンクルが2014年に来日、単独公演を行った。番組では、来日前のアートの貴重なインタビューを中心に、2つの曲の誕生について探っていく。

■番組ページ:
https://www.bs-tbs.co.jp/songtosoul/