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ハクション大魔王の声優・大平透の声を再現 令和に蘇ったハクション大魔王の声でラジオの時報を放送

2019/04/25 10:37掲載
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ハクション大魔王 ©️タツノコプロ、大平 透
ハクション大魔王 ©️タツノコプロ、大平 透
アニメ『ハクション大魔王』のハクション大魔王の声を担当していた故・大平透の声を、過去の収録音声を元に音声合成技術、デジタルボイス用いて再現。令和の改元後のタイミングで特別な時報がニッポン放送にて放送されます。

以下プレスリリースより

一般社団法人デジタルボイスパレット(本社:東京都渋谷区代表理事:南沢道義)は、タツノコプロ(本社:東京都武蔵野市 代表取締役社長:桑原勇蔵)およびニッポン放送(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:岩崎正幸)と連携して、放送50周年を迎えた昭和の人気アニメ「ハクション大魔王」の人気キャラクターであるハクション大魔王の声をデジタルボイス用いて再現し、この声を利用して「令和」の改元後のタイミングで特別な時報を放送いたします。

アニメ「ハクション大魔王」は、昭和44年(1969年)に放送をスタート、人気を博したギャグアニメで、本放送後も再放送が繰り返され、主人公のハクション大魔王は、キャラクターグッズやテレビCMなどのイメージキャラクターなどで数多く登場し、現在でも息の長い人気を誇っています。今回、このハクション大魔王の声を担当していた、故大平透氏の過去の収録音声を元に音声合成技術を用いて、令和の時代にデジタルボイスとして復活させることに成功しました。

声優プロダクションの株式会社81プロデュース(本社:東京都渋谷区 代表取締役:南沢道義)と株式会社電通(本社:東京都港区 代表取締役社長執行役員:山本敏博)が共同で設立した一般社団法人デジタルボイスパレットは、設立以来、音声合成技術の普及と利活用の推進の観点から、物故者の生前の声の再現と、デジタルボイスとしての保存や利用の可能性の追求を目的の一つに掲げており、今回ご遺族の方々のご賛同と、タツノコプロ、およびニッポン放送の協力を得て、新時代を告げる時報として、新時代を迎えられるすべての皆様にお届けしていきます。

昭和に人気を博した日本を代表するキャラクターが、令和の時代に蘇り、新しいエンタテインメントの可能性を示せる機会に恵まれたと考えています。今後も、音声合成技術の活用促進に向けた仕組みづくり、デジタルボイスに対する品質の保証や保護などを進めていくと同時に、声優の言語や物理的な限界を超えた新しい体験価値の創造を推進し、コンテンツ業界の発展に貢献していくことを目指します。

【概要】
放送局:
ニッポン放送 ラジオAM 1242 FM 93.0
放送日時:

令和元年(2019年)
5月2日午前0時(5月1日午後11時59分から放送)
5月3日午前0時(5月2日午後11時59分から放送)
5月4日午前0時(5月3日午後11時59分から放送)
5月7日午前0時(5月6日午後11時59分から放送)
5月8日午前0時(5月7日午後11時59分から放送)
※ハクション大魔王のデジタルボイスは、東芝デジタルソリューションズ株式会社(本社:神奈川県 川崎市 取締役社長:錦織弘信)の最新の音声合成技術を用い作成されています。

【公式WEB】
 http://www.digitalvoice.or.jp