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ゲーム音楽40年の歴史を網羅 『ゲーム音楽ディスクガイド 1978-2019 (仮)』発売

2019/03/29 20:49掲載
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ゲーム音楽40年の歴史を網羅したディスクガイド『ゲーム音楽ディスクガイド 1978-2019 (仮)』がele-king booksから5月31日発売予定。78年のYMOや『スペースインベーダー』にはじまるその壮大な歩みを一挙に俯瞰、音楽的な観点からセレクトを試みた音楽案内。黎明期から今日まで膨大な数のタイトルのなかから厳選された1000枚
■『ゲーム音楽ディスクガイド 1978-2019 (仮) (ele-king books)』
田中 "hally" 治久 (著, 監修), DJフクタケ (著), 糸田 屯 (著), rps7575 (著)

※以下インフォメーションより

<内容紹介>
ゲーム音楽40年の歴史を網羅した決定的ディスクガイド !

エイフェックス・ツインが『パックマン』を、ブリアルが『メタルギアソリッド』を、フライング・ロータスが『サイレントヒル』をサンプリングし独自の音楽を作り上げたように、これまでゲーム・ミュージックはさまざまなアーティストに霊感を与えてきた。
そんな豊饒なるゲーム音楽の歴史、1978年のYMOや『スペースインベーダー』にはじまるその壮大な歩みを一挙に俯瞰、音楽的な観点からセレクトを試みた史上初の音楽案内が登場。

試行錯誤の黎明期からサウンドチップの音楽、スーファミ〜初代プレステの小容量サンプリング時代、ハードの制約から解放されたPCエンジン〜CD-ROM、そして bandcamp を筆頭に無数のサウンドが湧出し続けるサブスク全盛の今日まで──膨大な数のタイトルのなかから厳選された極上の1000枚を聴け !

<著者について>

田中 "hally" 治久
ゲーム史 / ゲーム音楽史研究家。チップ音楽研究の第一人者で、主著に『チップチューンのすべて』ほか。さまざまなゲームサントラ制作に携わる傍ら、ミュージシャンとしても精力的に活動しており、さまざまなゲームや音楽アルバムへの楽曲提供を行うほか、国内外でライブ活動も展開している。

DJフクタケ
90年代よりDJとして活動。95年に世界初の GAME MUSIC ONLY CLUB VENT「FARDRAUT」開催に関わるなど最初期から活動するVGMDJであり、ビデオゲーム関連アナログ盤のコレクターでもある。2014年より歌謡曲公式 MIX CD『ヤバ歌謡』シリーズをユニバーサル・ミュージックよりリリース。2017年には企画・選曲・監修を務めた玩具・ビデオゲーム関連のタイアップ楽曲集CD『トイキャラポップ・コレクション』Vol.1〜3をウルトラ・ヴァイヴより発表するなど過去音源の紹介や復刻にも精力的に取り組む。

糸田 屯 (Ton Itoda)
少年期にゲーム・ミュージックとプログレッシヴ・ロックに魅了される。レコード店スタッフなどを経て、兼業ライターとして活動。2019年現在、『ミステリマガジン』誌で「ミステリ・ディスク道を往く」を連載中。ゲーム・ミュージックというジャンルの背景に連綿と広がる影響関係、コンポーザーの音楽的背景/変遷に強い興味・関心を持ち、新たな知見を求めて日々digにいそしむ。敬愛するクリエイターは Tim Follin。

rps7575 (アールピーエス ナナゴーナナゴー)
2001年、"レコード会社別によるゲーム音楽CDレビュー" をコンセプトにしたウェブサイト「電子遊戯音盤堂」を開設。手持ちのコレクションを元に、覚え書き雑文をアップする。別名義にてゲーム音楽イベントでのDJプレイなども。洋邦映画アニメ実写問わずサウンドトラック全般が守備範囲。ライター諸氏とはそれぞれ別機会にて妙縁があるが、商業出版への寄稿は今回が初。本業はサウンドデザイナー。