新進気鋭のクリエイターが名曲を独自の解釈と手法で映像化するNHK『名曲アルバム+(プラス)』の新作が放送決定。
今回放送されるのは、アニメ『ポプテピピック』のシリーズ構成・監督を手がけた青木 純の「展覧会の絵」(ムソルグスキー作曲/ラヴェル編曲)、連続テレビ小説『半分、青い。』のオープニング映像を担当した、くろやなぎてっぺいが複数のアニメーション作家とのコラボレーションで表現する「イパネマの娘」(ジョビン作曲)、気鋭の映像作家・秦 俊子がバレエ(踊り:渡辺理恵)で描く「モルダウ」の3曲です。NHK総合で3月23日(土)深夜に放送されます。
「展覧会の絵」のみティーザー映像が公開されています。
■『名曲アルバム+(プラス)』
NHK総合 3月24日(日)※土曜深夜
『名曲アルバム』は、1976年から40年以上にわたって続いている長寿番組。この世界観を更に進化させ、未知の映像・音楽体験を提供するのが『名曲アルバム+(プラス)』です。CGやアニメーションを駆使する新進気鋭のクリエイターが、名曲を独自の解釈と手法で映像化します。
●「展覧会の絵」午前2:30〜2:35
(ムソルグスキー作曲/ラヴェル編曲)
ロシアの作曲家モデスト・ムソルグスキーが1874年に作曲。友人の画家ヴィクトール・ガルトマンの遺作展を歩きながら、そこで見た10枚の絵にインスピレーションを受けて組曲に仕立てたものです。プロムナードの有名なフレーズから始まるこの名曲を映像化するのは、アニメ「ポプテピピック」でシリーズ構成・監督をつとめた青木 純さん。展覧会を歩く作曲家自身の視点を追いながら、知られざる画家とムソルグスキーの物語を描きます。
ティーザー映像
http://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=18116●「イパネマの娘」午前2:35〜2:40
(ジョビン作曲)
世界中にボサノヴァを広めた代表曲として知られる名曲。実際にリオデジャネイロのイパネマ海岸近くに住んでいた、街で人気の美しい娘にインスピレーションを得て作曲されました。ボサノバの音楽的特長といえるリズムの“ずらし”とそれを支える「バチーダ」という独特の奏法に着目し、連続テレビ小説「半分、青い。」のオープニング映像を担当したことでも知られる映像作家、くろやなぎてっぺいさんが映像化します。
●「モルダウ」午前2:40〜2:45