フェアウェル・ツアーの開催を発表した
ピーター・フランプトン(Peter Frampton)。米TV番組『CBS This Morning』と米ローリングストーン誌のインタビューの中で、自身が難病の「封入体筋炎(IBM: Inclusion body myositis)」と診断されていたことを明らかにしています。
「封入体筋炎」は、筋肉に慢性的な炎症・変性が生じることを原因とする病気。 太ももや手先の筋力が低下し、階段が昇りにくい、手足に力が入らない等の症状が出て、病気が進行すると、車いすを使用することになる可能性もあります。
フランプトンは3年半前、封入体筋炎と診断。昨年秋からは、筋肉から力が失われる速度が速まっているのを感じ始めたといい、今のところまだギターを弾けるが、今後ギターの演奏能力が妨げられる恐れがあると語っています。
フランプトンは先日、次のツアーが自身にとって最後のツアーになることを発表。フェアウェル・ツアー<Peter Frampton Finale - The Farewell Tour>は6月からスタートします。ツアーには特別ゲストとして大半の日程に
ジェイソン・ボーナム(Jason Bonham)率いるLed Zeppelin Eveningが、一部西海岸での日程に息子ジュリアン・フランプトン(Julian Frampton)が同行します。
またフランプトンは、昨年10月以降、33曲をレコーディングしたことも明らかにしています。「もうお分かりだろうが、わかりきった理由からできるだけ多くの曲をレコーディングしておきたい」と語っています。この新曲はツアーが始まる6月頃にリリースを予定しています。