プリンス再発プロジェクト＜LOVE 4EVER＞記念　「Dear Mr. Man」の2004年ライヴ映像公開

2016年4月21日に惜しまれながらも57歳の若さで急逝、全世界のアーティストや音楽ファンに多大な影響を与え続けている孤高の天才＝プリンス。すべて廃盤となっている1995年以降の入手困難なオリジナル・アルバムをフィジカル発売していくカタログ・リリース・プロジェクト＜LOVE 4EVER>が本日より始動した。第一弾は2000年以降のプリンスの絶頂期にあたる『ミュージコロジー』（2004年）、『3121』（2006年）と『プラネット・アース〜地球の神秘〜』（2007年）で、それぞれ国内盤CDほか初のアナログ・レコードが本日を皮切りに発売がスタートする。

2004年の発売から15周年を迎えるアルバム『ミュージコロジー』は、プリンスが同年2月開催の第46回のグラミー賞にオープニング・アクトとして登場、ビヨンセとの圧巻のデュエット・パフォーマンスで大きな話題となり、その翌月には＜ロックの殿堂＞入りを果たした後に発売した作品。同アルバムを引っ提げたツアーは年間最高の観客動員数と収益を記録し、翌年のグラミー賞では「最優秀男性R&Bヴォーカル・パフォーマンス賞」と「最優秀トラディショナルR&Bヴォーカル・パフォーマンス賞」の2部門を受賞するなど、1995年以降のメジャーとの契約破棄やセールス不振、改名騒動、愛児の死などを経て生まれた大作だ。2006年に発売された『3121』は、サントラ盤を除く個人名義のオリジナル・アルバムとしては自身初の全米アルバム・チャート1位を獲得。前作アルバムのツアーが大成功し、グラミー賞受賞後に発表した作品ということもあり、彼の自信と底知れぬエネルギーが節々に漲った渾身の一枚だ。続く『プラネット・アース〜地球の神秘〜』はスーパーボウルのハーフタイムショーで豪雨のなか「パープル・レイン」を熱唱するという神懸った歴史的パフォーマンスを行った年に発売された名作で、発売当初は新聞につけて無料配布されるなど当時大きな話題を生んだ作品だ。

長年廃盤となっていたこれらの作品のフィジカル発売と、『ミュージコロジー』発売15周年を記念し、当時同アルバムを発売した日の夜（2004年4月20日）にプリンスが米ニューヨークのウェブスター・ホール（Webster Hall）に行い、のちにMTVにて放送されたライヴ映像（ART OF MUSICOLOGY TV special）を毎週1曲ずつ、計5本をYouTubeにて公開することが決定。アルバム・タイトル名にもなったシングル「ミュージコロジー」のライヴ映像が本日公開となった。

＜今後のライヴ映像公開スケジュール＞

2/8 “Musicology” (live from Webster Hall, NYC April 20, 2004)

2/15 “Dear Mr Man” (live from Webster Hall, NYC April 20, 2004)

2/22 “Cream” (live from Webster Hall, NYC April 20, 2004)

3/1 “I Could Never Take The Place Of Your Man” (live from Webster Hall, NYC April 20, 2004)

また本日発売なった第一弾のフィジカル発売を祝し、プリンス財団公認で日本限定の特製オリジナル卓上カレンダーのプレゼント・キャンペーンもスタート。

▼プレゼント・キャンペーン詳細はこちら
http://www.sonymusic.co.jp/artist/PRINCE/info/502674

第一弾を皮切りに、これまで自由に手にすることができなかった貴重な作品群が遂にフィジカルで復活、さらに初のアナログ・レコードも特殊パープル盤で登場。その非凡な才能と多くのマスターピースが、時空を超えて現在、そして未来へと受け継がれていく。