今から遡ること25年前、1994年4月21日。小室哲哉、宇都宮隆、木根尚登による黄金ユニット“TM NETWORK”デビューからちょうど10年となるこの日、彼らがデビュー時に設定した第一段階(ファースト・ミッション)の目的と到達点をクリアしたという理由から、3人のメンバーのメッセージとともに「TMN終了」が突然発表された。この「終了」宣言と同時に発表されたのが、10年間の集大成であり、活動第一段階の最終公演である『TMN 4001 DAYS GROOVE』5月18日・19日、東京ドームでの2日限定公演である。4月29日、両日で10万枚のチケットが発売され即日完売した。それからちょうど四半世紀が経過した2019年。そのTMN伝説の解散コンサートを捉えたライヴ・フィルム『TMN final live LAST GROOVE 5.18 』『TMN final live LAST GROOVE 5.19』を2作連続全35曲/約5時間30分に渡って[一挙見]するイベントが、開催されることが発表になった。TMNデビュー35周年の記念日にあたる2019年4月21日(日)この日限定で、全国14都市24箇所の映画館にて、プレミアム上映される。ただ懐かしいだけではなく、この後、日本中を一大ムーヴメント化し、音楽史に名を残した『小室サウンド』の源流であり、その斬新かつ鮮麗されたTMN・サウンドやパフォーマンスは、25年が経過した今も音楽界に多大な影響を及ぼしている。是非この機会に、歴史的瞬間を自分の目や耳で確かめてほしい。
1994年4月21日、デビュー10周年のこの日、突如、朝刊全面広告にてTMNの「終了」を宣言。この宣言から1カ月を切った5月18日と19日の両日に10万人を動員する東京ドームでの解散コンサートを開催することを発表し、同時に事実上、解散前シングルとなった「Nights of The Knife」が発売された。それは当時の事件となり、ニュース・ワイドショー・新聞等々で大きく取り上げられた。初日の18日、2日目の19日で、「Get Wild」以外、演奏曲の重複がなく、1994年までの10年間の楽曲全36曲/約5時間30分を披露した。(4/21の上映は、全35曲)その映像作品である本作は、94年までに発表された8枚のオリジナル・アルバム、TMNを代表する「Get Wild」「Love Train」「Self Control(方舟に曳かれて)」「SEVEN DAYS WAR」「BE TOGETHER」等その時代を席巻した特大ヒット曲含む20曲のシングル、そして幻の未発表曲「TIMEMACHINE」等、80s/90sに日本中を魅了したTMNの歴史を彩る楽曲を惜しみなく披露している。TMNのミュージック・ビデオ等映像クリエイティブに深く関わってきたことでも知られる名匠坂西伊作が総合プロデュースのもと、ドラマチックかつ華麗に演出されたこのファイナル・ライヴを20台ものカメラを駆使して余すところなく捉えた映像に、今回最新のHDリマスリング作業を施している。サウンド面でも劇場仕様の最新リマスタリング5.1ch音源を使用、劇場空間の「ダイナミックな音響」と「大迫力の画面」で、25年前の感動が蘇える。25年前のあの日、TMNサウンドが無限に輝き放った音響で、その巨大な空間にいた5万人の視線や拍手や歓声を劇場空間で存分に存分に感られるはずだ。
今回、TMNの代表曲「Get Wild」(ライヴver.)を使ったライヴ・フィルム『TMN final live LAST GROOVE 1994』のティザー映像が、本邦初公開された。(HDリマスタリング、レストア前の映像になります)ティザーを見ると25年前の熱き興奮が、鮮明にフラッシュバックします。本日2月15日(金)12:00(正午)よりチケットぴあにて先行受付開始します。【プレリザーブ(抽選)】全国の映画館で、1994年のアノ東京ドームにタイムスリップ!東京ドームにいた10万人も、そして後からTMNを知った動くTMNを知らないファンも、日本全国同時刻で、TMNのライヴを疑似体験いただけます。TMNデビュー35周年の記念日にあたる4月21日(日)は、最後の東京ドームに集まったFANKSの25年ぶりの同窓会ということで、映画館の巨大スクリーンと大迫力の音響を全身に浴びながら、アノ伝説の一夜を身体で感じてほしい。とにかく、みなさんの力で、TMN生誕35祭を大いに盛り上げよう!
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【TMN final live LAST GROOVE より抜粋】 ■『ここ1ヶ月くらいずっとTMの曲を全曲振り返って演奏したりとか聞いたりとかしたんですけども 、TMっていうのは、一応ほんの少しかもしれないですが、大袈裟ですけども20世紀に良い音楽を残せたんじゃないかなと思っています。昔から「音楽の年表があったら必ず TM っていう名前をその年表の中に残したい」というのはよく取材とかでも言ってたんですけども皆が応援してくれる限り絶対に残ると信じています。どうもありがとう。』_小室哲哉
1. 金曜日のライオン 2. BE TOGETHER 3. DON'T LET ME CRY 4. NERVOUS 5. ACCIDENT 6. WE LOVE THE EARTH 7. LOVE TRAIN 8. 1/2の助走 9. CONFESSION〜告白〜 10. 永遠のパスポート 11. RAINBOW RAINBOW (陽気なアインシュタインと80年代モナリザの一夜) 12. COME ON LET'S DANCE 13. ALL-RIGHT ALL-NIGHT (NO TEARS NO BLOOD) 14. KEYBOARD SOLO 15. GET WILD '89 16. DRAGON THE FESTIVAL 17. SELF CONTROL (方舟に曳かれて) 18. ELECTRIC PROPHET
19. SEVEN DAYS WAR
2019年/日本/DCP/4:3/5.1ch/約153分
■1994.05.19 LAST GROOVE 収録曲
1. 1974(16光年の訪問者) 2. STILL LOVE HER (失われた風景) 3. WILD HEAVEN 4. RHYTHM RED BEAT BLACK 5. KISS YOU 6. COME ON EVERYBODY 7. CAROL組曲 a day in the girl’s life /CAROL(Carol's Theme I) / in the forest /CAROL(Carol's Theme II) /just one victory (たったひとつの勝利) 8. HUMAN SYSTEM 9. KEYBOARD SOLO 10. TIME TO COUNT DOWN 11. 69/99 12. YOU CAN DANCE 13. DIVE INTO YOUR BODY 14. THE POINT OF LOVERS' NIGHT 15. NIGHTS OF THE KNIFE