激テクの男女ギターデュオ、
ロドリーゴ・イ・ガブリエーラ(Rodrigo y Gabriela)が新アルバム『Mettavolution』を海外で4月26日、日本で4月24日に発売。リリース元は日本はソニー・ミュージックジャパン インターナショナル。
スタジオ・アルバムのリリースは2014年の『9 Dead Alive』以来。新作は、オリジナル楽曲6曲に、
ピンク・フロイド(Pink Floyd)の「Echoes」のカヴァーを含む計7曲入り。
この作品からピンク・フロイドのカヴァー「Echoes」が聴けます
以下プレスリリースより
この曲は、『メタヴォリューション』の後半部分のすべてを占めており、フロイドの長年のファンである2人が、1971年に発表された『おせっかい(Meddle)』に敬意を表するとともに、彼らならではの金糸をそのタイムレスなテクスチャーに織り込み、現代的でエキサイティングな忘れられないものに仕上げている。「僕たちはピンク・フロイドの大ファンなんだ。この曲、特にポンペイでのライヴ・ヴァージョンは僕たちにとって大きな意味を持つんだ。僕たちの“ハヌマン”のビデオは大いに似せまでしたよ。それとは別に、歌詞が45年前よりいっそう今日的な意味を帯びているよね。自分たちについての知識の追求は今サバイバルの鍵となってきている。つまるところそれこそが進化なんだ」と彼らは語っている。
制作に3年を要した新作『メタヴォリューション』では、2人の仏教への情熱、人類の進化の歴史、そして我々が種として持っている可能性の解放がひとつになっており、それらすべてが2本のアコースティックギターを通じて表現されている。メキシコ太平洋岸のイクスタパにあるスタジオで着想〜作曲が行われ、2017年、南米とアメリカでの試運転を行い、2018年の全豪ツアーでさらなる微調整や手直しが施された結果、新曲の長いリストはロドリーゴ・イ・ガブリエーラによる新曲6曲と、ピンク・フロイドの大胆で驚愕のカヴァー・ヴァージョンまで絞り込まれた。
著名なプロデューサー、デイヴ・サーディとの仕事について、ギタリストたちはこう付け加える。「すべてそのための準備ができていた。僕たちがサーディにアプローチしたまさにその頃、プロデューサーと仕事するというアイデアに同意するための状況がすべて整ったんだ。そして僕たちの直感は正しかった。彼の前にたくさんの素晴らしいプロデューサーと話をしたけど、何しろ条件が適わなかったんだ。デイヴと話したときは、機が熟したと自然に感じたんだ」。ロサンゼルスでのレコーディングを経て、オアシス、LCDサウンドシステム、ア・パーフェクト・サークル、フォール・アウト・ボーイなどとの仕事で最もよく知られるサーディは、ロドとガブがレコーディング・キャリアの新たな頂点を極めるのに一役買った。
過酷なツアー・スケジュールと素晴らしい口コミのサポートを経て、ロドリーゴ・イ・ガブリエーラは需要の非常に高いライヴ・アクトとしての地位を確立した。中でもアメリカではハリウッド・ボウル (2公演)や、昨年夏にはレッド・ロックス野外劇場(コロラド州)をソールド・アウトにした。他にもオーストラリア、日本、ヨーロッパの会場は勿論のこと、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホール、パリのル・ゼニス、ニューヨークのラジオ・シティ・ミュージック・ホール公演を複数回ソールド・アウトにしている。キャリア全体で150万を優に超える枚数のアルバムを売り上げてきたロドリーゴ・イ・ガブリエーラは、世界的成功を収めたアーティストとしての地位を確立した。そんな彼らは、既に輝かしいストーリーに新たな章を書き加える意欲に満ちているのだ。
●『Mettavolution』
01. Mettavolution
02. Terracentric
03. Cumbé
04. Electric Soul
05. Krotona Days
06. Witness Tree
07. Echoes (*Pink Floydカヴァー)