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フランスの映画音楽の巨匠、ミシェル・ルグランが死去

2019/01/27 01:39掲載
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Michel Legrand
Michel Legrand
『シェルブールの雨傘』『華麗なる賭け』『おもいでの夏』『愛のイエントル』などの映画で音楽を担当し、アカデミー賞に3度輝いたフランスの映画音楽の巨匠、ミシェル・ルグラン(Michel Legrand)が死去。代理人がルグランのFacebokページで明らかにしています。86歳でした。

ルグランはフランスのパリ生まれ。名門パリ国立高等音楽院で学び、10代の頃からジャズや映画音楽の分野で作曲活動を開始。50年以上にわたるキャリアでアカデミー賞に3度輝いています。同賞の初受賞は、1969年の映画『華麗なる賭け』で作曲した主題歌「風のささやき(The Windmills of Your Mind)」で、その後1972年には『おもいでの夏』で、1984年には『愛のイエントル』でも受賞しています。

そのほか『女は女である』『5時から7時までのクレオ』『ロシュフォールの恋人たち』『栄光のル・マン』『愛と哀しみのボレロ』『ネバーセイ・ネバーアゲイン』などの映画で音楽を担当しています。