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ブッカ・ホワイトのギターがオークションへ、マーク・ノップラーも演奏しB.B.キングが賞賛した名器

2019/01/17 15:53掲載
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The 1933 National Duolian resonator guitar was even played by former Newcastle United star David Ginola (Image: Keith Perry / Clare Hobbs Photography / PA Wire / Mirrorpix)
The 1933 National Duolian resonator guitar was even played by former Newcastle United star David Ginola (Image: Keith Perry / Clare Hobbs Photography / PA Wire / Mirrorpix)
ブルース・ギタリストのブッカ・ホワイト(Bukka White)が30年以上所有し演奏したギターが、3月にオークションに出品される予定。“Hard Rock”と名付けられたこのギターは1933年製のナショナル・デュオリアン(National Duolian)で、かつてマーク・ノップラー(Mark Knopfler)も演奏し、またブッカ・ホワイトの従兄弟であるB.B.キング(B.B. King)が“ホーリー・レリック(神聖な遺物)”とも言った名器。

英サイトchronicleliveによると、このギターはホワイトが亡くなる1年前の1976年にイギリス人写真家キース・ペリーの手に渡っています。ホワイトとペリーは1967年にニューカッスルで開催されたブルース・フェスティバルで知り合い、その後、76年に郵便料金と梱包費の見返りとしてホワイトはペリーにギターを送ったそうです。

ギターはニューカッスルに到着した後、マーク・ノップラーやAC/DCのブライアン・ジョンソンが演奏。2010年にはエリック・ビブがこのギターを使ってレコーディングしたアルバム『Booker’s Guitar』をリリースしています。

オークションは3月13日、14日に英ウィルトシャー州コーシャムで行われる予定。オークション主催者は落札価格を80,000ポンド(約1100万円)から120,000ポンド(約1680万円)の間と予想しています。