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“コマーシャルソングの女王” 天地総子が死去

2019/01/13 07:56掲載(Last Update:2019/01/13 08:16)
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天地総子 / 天地総子大全〜フーコのコマソン・パラダイス
天地総子 / 天地総子大全〜フーコのコマソン・パラダイス
「アート引越センター」「パンシロンの歌」「ライオネス コーヒーキャンディー」など約2000曲のコマーシャルソングを歌い、“コマーシャルソングの女王”と呼ばれた歌手で、女優の天地総子が1月6日、塞栓そくせん性脳梗塞こうそくのため死去。78歳でした。

天地総子は東京生まれ。ピアニスト、天池真佐雄の長女として音楽一家に育つ。国立音楽大学付属高校を卒業後、NHK劇団30人会を経て、歌手・女優として出発。1965年には「マーチング・マーチ」でレコード大賞童謡賞を受賞。子供向けの歌から大人向けの歌まで幅広くこなし、とりわけ「コマーシャルソングの女王」の名をほしいままに活躍。テレビではNHK『連想ゲーム』の女性キャプテンを7年間にわたって務める。またTVアニメ『オバケのQ太郎』のQ太郎役、童話の朗読、洋画の吹き替え等声優としても活躍、ディズニーアニメやNHK『ER』『デスパレートな妻たち』ほか多数出演(天地総子の公式サイトより)
<主なCM曲>
日石灯油「日石灯油だもんネ」
初代「アート引越センター」
「積水ハウス」
「サクマのチャオ」
「でん六まめ」
「きゅうりのキューちゃん」
「出前一丁」
「明治チョコボールアーモンド」
「三ツ矢サイダーのうた」
など多数。

このほか、NHK『お笑いオンステージ』主題歌、TBSラジオ『全国こども電話相談室』などの番組テーマ曲も歌唱