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ザ・バンドのライヴ・ドキュメンタリー映画『ラスト・ワルツ』 ライヴハウス上映ツアー決定

2018/12/20 12:00掲載
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ザ・バンド、ライヴ・フィルム『ラスト・ワルツ』(日本語字幕なし)一夜限りのライヴ絶響上映@Zepp東阪
ザ・バンド、ライヴ・フィルム『ラスト・ワルツ』(日本語字幕なし)一夜限りのライヴ絶響上映@Zepp東阪
ザ・バンド(The Band)のライヴ・ドキュメンタリー映画『ラスト・ワルツ(The Last Waltz)』(マーティン・スコセッシ監督)。ライヴハウス上映ツアー決定。2019年2月12日(火)に東京・Zepp DiverCity、22日(金)に大阪・Zepp Nambaにて行われます。いずれも一夜限定。最新デジタル・リマスター版を上映します。

以下プレスリリースより

ザ・バンドのオリジナル編成としては最後のライヴとなった『ラスト・ワルツ』が行われたのが、今から42年前の1976年11月25日のサンクスギビング・デー。ボブ・ディラン、エリック・クラプトン、ニール・ヤング、ジョニ・ミッチェル、ヴァン・モリソン、ドクター・ジョン、マディ・ウォーターズらの豪華ゲストを集めて行われた解散コンサートは、40年以上経過した今も伝説として語り継がれている。その模様は、マーティン・スコセッシ監督の手によって撮影され、1978年4月26日に映画『ラスト・ワルツ』として公開された(日本公開は、同年7月1日)。2018年、その劇場公開から40周年という節目を迎えたこの名作が、遂に『ライヴ絶響上映』にラインナップ。2月12日(火) Zepp DiverCity(東京)、大阪は、Zepp Namba(大阪)2月22日(金)の2日間に渡り世界初のライヴハウス上映ツアーを行うこととなった。世界でも類を見ないライヴハウスのPAシステムをフル活用した大音量上映で、本作を存分にご堪能いただけます。冒頭で「この映画は、大音量で上映すること(THIS FILM SHOULD BE PLAYED LOUD)」というスコセッシ監督からのコメントが出るが、巨匠スコセッシですら体感したことがないであろうZeppのダイナミックな大音量で、『伝説の一夜』を疑似体験しよう。

 リック・ダンコ、リヴォン・ヘルム、ガース・ハドソン、リチャード・マニュエル、そしてロビー・ロバートソン.オリジナル・メンバー編成によるザ・バンドは、感謝祭の日にあたる1976年11月25日、19年にわたる演奏活動に終止符を打った。
その終焉の地として選んだのは、サンフランシスコにあるウィンターランド・アリーナ。『ラスト・ワルツ』と名付けられたこの解散コンサートは、伝説のプロモーター、ビル・グレアムがプロデュースし、ザ・バンド自身による演奏は勿論のこと、前身バンド、ザ・ホークス時代にバック・バンドを務めた“ロニー・ホーキンスとの演奏”をはじめ、やはりバック・バンドを務めたこともあるボブ・ディラン、あるいはエリック・クラプトン、ニール・ヤング、ジョニ・ミッチェル、ヴァン・モリソン、ドクター・ジョン、マディ・ウォーターズら、昔から親交のあった錚錚たるメンメンが次々ゲストとして登場し、競演している。客席には豪華なディナーも用意され、単なるライヴコンサートとは一線を画したこの饗宴は、二度と実現不可能な贅沢で華麗な一夜として、音楽史に残る伝説的な出来事として今も語り継がれている

そのコンサートの模様は、時代の寵児マーティン・スコセッシ監督の手によって撮影され、ライヴから2年後の1978年4月26日に映画『ラスト・ワルツ』として公開された。(日本は、1978年7月1日公開) 『ラスト・ワルツ』の発案者ロビー・ロバートソン自らが製作を手がけ、スコセッシ作品の音楽センスに惚れ込んで監督を依頼。スコセッシは、メガホンをとるばかりか、ステージ演出やメンバーへのインタビューも行っている。映画『タクシー・ドライバー』の名手マイケル・チャップマンを中心に、『イージー・ライダー』のラズロ・コヴァックス、『天国の門』のヴィルスモス・ジグモントら、7人もの撮影監督を起用し、臨場感あふれるステージの映像化に成功。舞台美術と照明は『ウエストサイド物語』でオスカーを受賞したボリス・レヴェンが担当した。超一流のスタッフが惜しみなく腕をふるい、時代を超えて語り継がれる“永遠の傑作”が誕生。今もなお多くの音楽ファンに愛される作品となった。近年、音は、ザ・バンドのロビー・ロバートソンによって監修され、画は、名匠となったマーティン・スコセッシ監督が監修の下オリジナル・マスターテープからレストアされ、ザ・バンドのフィナーレを飾った本作は、音楽史に燦然と輝く記録映画として、デジタル・リマスター仕様で新たに生まれ変わった。70年代半ば、米国音楽シーンが大きく変貌し、そのシーンの一翼を担ったザ・バンドが区切りをつけることとなり、一時代の終焉と豪華競演とが相まった本作は、その色褪せないエバーグリーンなサウンドとともに、新たなファンを開拓し、これからもなお一層愛される作品として記憶され続くだろう。

このライヴ・フィルム『ラスト・ワルツ』を、世界のミュージシャンが認めた日本屈指のライヴハウスZepp DiverCity(東京)とZepp Namba(大阪)にて一夜限りの特別上映[ライヴ絶響上映]を行う。本イベントは、“絶叫OKのライヴ音響による上映”ということで、スタンディング・エリア(立見エリア)では、ライヴさながらに楽しむことができる。ライヴハウスZeppならではの『ダイナミックな音圧』『ライヴ級の大音量』『迫力の大画面』という究極の環境にて、ついに来日公演が叶わなかったオリジナル・ラインナップのザ・バンドと偉大なミュージシャンが一堂に会した奇跡の祭典を是非体感してほしい!座席数が非常に限られたスペシャルな上映ということで、プレミア・チケット必至となりそうだ。チケットのご購入はお早めに。本日12月20日(木)12:00[正午]より、イープラス(e+)にて先行抽選受付(プレオーダー)開始!次いつZeppで上映できるかわからないということで、今回の上映がまさしく、”世界初”でありながら”最後“のライヴハウス上映となる。一生に一度あるかないかのこの機会、ライヴハウスZeppにザ・バンドのサウンドが蘇る!


映画『ラストワルツ』(c)2018 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved.

<ザ・バンド、ライヴ・フィルム『ラスト・ワルツ』(日本語字幕なし)一夜限りのライヴ絶響上映@Zepp東阪>

原題|THE LAST WALTZ
日程・会場①|2019年2月12日(火) Tuesday.12th.Feruary 2019  Zepp DiverCity(TOKYO)
日程・会場②|2019年2月22日(金)Friday.22nd.Feruary 2019  Zepp Namba(OSAKA)
開場|6:15pm 開演|7:30pm
【1978年/米国/デジタル・リマスター版/2ch/ワイドスクリーン1:85:1/117分/カラー/BD/日本語字幕なし】

[チケット]12月20日(木)12時より、イープラスより先行抽選受付(プレオーダー)開始
前売券|①プレミアム・エリア・シート(全席指定):4,000円(税込)|②一般自由席(全席自由):3,000円(税込)|③スタンディング(立見):2,000円(税込) 
※入場者特典付(先着での配布になります。配布はなくなり次第終了とさせていただきます)
※当日券|500円増 ※ご入場時に、別途ワンドリンク+500円をいただきます。
※日本語字幕はございません。 
※プレミアム・エリア・シート|会場中・後方の座席で、より快適に作品をご鑑賞いただけるエリアになります。

【先行受付|プレオーダー(抽選)】2018年12月20日(木)12:00〜2019年1月15日(火)23:59
◎イープラス:
・席種|①|プレミアム・エリア・シート(全席指定)|②|一般自由席(全席自由)|③|スタンディング・エリア(立見)      
・URL|http://eplus.jp/zepp-de-theband/(PC、モバイル共通)

ライヴ絶響上映 公式ホームページ|http://www.110107.com/zepp-de-zekk     
企画・主催|(株)Zeppホールネットワーク、(株)ソニー・ミュージックダイレクト
配給|BROADWAY ADANSONIA
©2018 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved.


予告編映像
●映画『ラスト・ワルツ』
【1978年/米国/デジタル・リマスター版/2ch/ワイドスクリーン1:85:1/117分/カラー/BD/日本語字幕なし】

監督/インタビュアー:マーティン・スコセッシ
製作:ロビー・ロバートソン
撮影:マイケル・チャップマン
コンサート・プロデューサー:ビル・グレアム
製作総指揮:ジョナサン・タプリン

出演:ザ・バンド、ボブ・ディラン、エリック・クラプトン、ニール・ヤング、ジョニ・ミッチェル、ヴァン・モリソン、ニール・ダイアモンド、エミルー・ハリス、マディ・ウォーターズ、ザ・ステイプル・シンガーズ、リンゴ・スター、ロン・ウッド、ドクター・ジョン、ポール・バターフィールド、ロニー・ホーキンス

<収録曲>
1. Don't Do It 「ドント・ドゥ・イット」
2. Theme From The Last Waltz 「ラスト・ワルツのテーマ (opening)」
3. Up On Cripple Creek 「クリプル・クリーク」
4. The Shape I'm In 「ザ・シェイプ・アイム・イン」
5. Who Do You Love [feat. Ronnie Hawkins] ロニー・ホーキンス「フー・ドゥ・ユー・ラブ」
6. It Makes No Difference 「同じことさ!」
7. Such A Night [feat. Dr. John] ドクター・ジョン「サッチ・ア・ナイト」
8. Helpless [feat. Neil Young] ニール・ヤング「ヘルプレス」
9. Stage Fright 「ステージ・フライト」
10. The Weight [feat. The Staples] ステイプル・シンガーズ「ザ・ウェイト」(*)
11. <>
12. The Night They Drove Old Dixie Down 「オールド・ディキシー・ダウン」
13. Dry Your Eyes [feat. Neil Diamond] ニール・ダイアモンド「涙をふきとばせ」
14. Coyote [with Joni Mitchell] ジョニ・ミッチェル「コヨーテ」
15. Mystery Train [feat. Paul Butterfield] ポール・バターフィールド「ミステリー・トレイン」
16. Mannish Boy [feat. Muddy Waters] マディ・ウォーターズ「マニッシュ・ボーイ」
17. Further On Up The Road [feat. Eric Clapton] エリック・クラプトン「ファーザー・オン・アップ・ザ・ロード」
18. Evangeline [feat. Emmylou Harris] エミルー・ハリス「イヴァンジェリン」(*)
19.
20. Ophelia 「オフェリア」
21. Caravan [feat. Van Morrison] ヴァン・モリソン「キャラヴァン」
22. Forever Young [feat. Bob Dylan] ボブ・ディラン「いつまでも若く」
23. Baby Let Me Follow You Down [feat. Bob Dylan] ボブ・ディラン「連れてってよ」
24. I Shall Be Released ?Finale? [ft. Ringo Starr, Ron Wood And All] リンゴ・スター、ロン・ウッドも参加してのオールキャストによるセッション「アイ・シャル・ビー・リリースト」
25. Theme From The Last Waltz 「ラスト・ワルツのテーマ」
26. Greensleeves 「グリーンスリーヴス」

POEMS
Michael McClure: Introduction to "The Canterbury Tales" マイケル・マックルア「カンタベリー物語」序文
Lawrence Ferlinghetti "Loud Prayer" ローレンス・ファーリンゲティ「祈り」

■収録場所|1976年11月25日、ウィンターランド・アリーナ(サンフランシスコ)
(*)MGMスタジオ(日時不明)/(**)メンバー・インタビュー(収録日時不明)