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童謡「いぬのおまわりさん」「サッちゃん」等 作曲家の大中恩が死去

2018/12/04 12:19掲載
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大中恩
大中恩
童謡「いぬのおまわりさん」「サッちゃん」などで知られる作曲家の大中恩(おおなか・めぐみ)が11月3日に死去。毎日新聞によると、死因は菌血症。94歳でした。

大中恩は1924年・東京生まれ。父は作曲家でオルガニストの大中寅二。東京音楽学校(現:東京芸大)作曲科卒業。1955年に中田喜直らと5人で「ろばの会」を結成。童謡と出会い、「サッちゃん」「いぬのおまわりさん」「おなかのへるうた」など、長く愛され続ける童謡を数多く世に送り出す。また1957年、自作品のみを演奏する合唱団「コールMeg」を主宰。数々の混声合唱作品を送り出す。1989年に紫綬褒章受章。2004年に童謡文化賞受賞。その他、受賞多数。

■主な作品(JASRACサイトより)

【童謡】
サッちゃん
いぬのおまわりさん
おなかのへるうた
バナナをたべるときのうた
かぜのなかのおかあさん
すっからかんのかん

【合唱曲】
わたりどり
島よ
かたつむりのうた
旅に出よう
水のうた

【歌曲】
時雨に寄する叙情
淡月梨花の歌
晝下がりのジョージ

他多数