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TOTOが新シングル「Devil's Tower (Newly Recorded)」をリリース

2018/11/30 04:56掲載(Last Update:2018/11/30 14:15)
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TOTO - PHOTO: Scott Richie
TOTO - PHOTO: Scott Richie
TOTOが新シングル「Devil's Tower (Newly Recorded)」をデジタル/ストリーミングでリリース。Spotify、Apple Musicで聴けます





以下はこの曲についてのプレスリリース

今年2018年でデビュー40周年を迎え、来年2月にJAPANツアーも決定しているTOTO。1978年のデビュー以来、「アフリカ」、「ロザーナ」、「ホールド・ザ・ライン」などロック/ポップス史上に残る数多の名曲を生み出し、AORの代表的なバンドとして多世代の音楽ファンから世界的な支持を集め続ける彼らの、“40年全部入り”とも言える豪華31枚組の『ALL IN』(Deluxe Box)がこのたび発売となり、そこに収録されている注目の新曲「DEVIL’S TOWER」の配信がスタートした。

「DEVIL’S TOWER」は、『ALL IN』(Deluxe Box)の中でも今回最大の目玉となるディスク、『OLD IS NEW』収録曲の一つ。『OLD IS NEW』は、収録10曲が全て“新曲”で構成されており、うち5曲はバンドが40周年に向けて2017年に書き下ろしたもの(「ALONE」、「SPANISH SEA」、「STRUCK BY LIGHTNING」の3曲のみ、最新ベスト盤『40トリップス・アラウンド・ザ・サン』*で発表済み)で、残る5曲は、1981年から1984年にかけての未完のレコーディング・セッション音源に、この度メンバーが新たなセクションを書き加え、追加録音を行って完成させたもの。つまり、全盛期のジェフ・ポーカロ、マイク・ポーカロ、デヴィッド・ハンゲイト(更には当時20代だった自分達)のプレイにあわせて2017年のスティーヴ・ルカサーやデヴィッド・ペイチ、スティーヴ・ポーカロらが新たにプレイしているというわけだ。

スティーヴ・ルカサーはこれらの新曲に関して次の様に語っている。

「古い曲には新しいセクションを書き加えた。自分たちが20歳から25歳の頃に録ったパートでこれは残せると判断した部分に合わせて、新たに演奏したんだ。ジェフとマイク、或いはジェフとハンゲイトのパート、それと基本的なギターやピアノのパートを残して、その上にオーバーダブで重ねたんだ。昔の時代の雰囲気をそのまま残しておきたいと思った。24歳の自分の演奏に合わせてプレイするのはなかなかやばかったよ…正にオールドスクールさ」


配信曲に選ばれた「DEVIL’S TOWER」は、全盛期のジェフ・ポーカロとデヴィッド・ハンゲイトの演奏が聴ける、最も古い楽曲の一つ。原曲のドラム、ベース、ピアノ、オルガンとエレキ・ギターは1981年の録音のまま残っており、ヴォーカルとギターが新しく足されている。冒頭からバンドの初期のサウンドを彷彿とさせつつも、曲が進むにつれてより現代的なサウンドになっていくのは今回のミックスとマスタリングに依るところも大きい。最新アルバム『TOTO XIV』或いは、歴史的名盤『TOTO IV』に入っていてもおかしくない自由自在なTOTO流ロック・ナンバーで、文字通り、<OLD> IS <NEW>といったところだ。ほかにも『OLD IS NEW』には、ポーカロ3兄弟が時空を超えて共演する「FEARFUL HEART」など、バンドの40年を体感できる“新曲”が満載で、このディスク1枚だけをとっても、往年のファンにはたまらない内容になっている。