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「レゲエ」がユネスコ無形文化遺産に

2018/11/29 21:14掲載
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Bob Marley
Bob Marley
国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産への登録を決める政府間委員会は11月29日、「レゲエ」を無形文化遺産に登録することを決めています。レゲエ発祥の地ジャマイカが登録申請を行っていました。

10月末のユネスコ補助機関の事前審査では、登録ではなく追加の情報を求める「情報照会」が勧告されたため、見送りの可能性もありましたが、英BBCや共同通信によると、この日の審査では各国から登録を支持する意見が相次いだとのこと。

今回の委員会では、日本政府提案の「来訪神」などの登録も決まっています。

世界遺産が建築物などの有形の文化財の保護と継承を目的としているのに対し、無形文化遺産は、民族文化財、フォークロア、口承伝統などの無形のものを対象としています。これまでに対象とされた無形文化遺産は、各国の音楽、舞踏、祭り、儀式のほか、インドのヨーガ、日本の和紙、和食など伝統習慣、工芸など多岐にわたります。