デヴィッド・ボウイ(David Bowie)をテーマにしたBBCドキュメンタリー三部作のラストを飾る『David Bowie: The First Five Years』がBBC Twoで2019年に放送されます。
『David Bowie: The First Five Years』はBBCがこれまでに放送した『David Bowie: Five Years』(2013年)、『David Bowie: The Last Five Years』(2017年)に続くドキュメンタリー三部作の3作目。三部作はすべてフランシス・ワトリーがプロデュース/監督しています。
今回はタイトルにもあるように、ボウイが名声を得る以前の時代をフィーチャー。彼が“デヴィッド・ボウイ”の名前を使い始めた直後の1966年を起点に、後に時代のアイコンとなるアイデアが多く芽生えたこの時期を振り返り、ボウイはどのようにしてジギー・スターダストを創造したかについて探究します。
またドキュメンタリーでは“David Bowie and the Lower Third”というバンドが1965年11月2日にBBCオーディションを受けた時のレポートをBBCアーカイブスから新たに発掘し、深く掘り下げています。このオーディションでは、「Chim-Chim-Cheree」(『メリー・ポピンズ』劇中曲)とオリジナル曲「Baby That’s A Promise」を演奏。BBCの審査グループ「Talent Selection Group」は、“とても変わったサウンド”を持っていると評価しつつも、“個性がない”“特に刺激的ではない”“練習しても上達しないだろう”とも評価しているとのこと。
以下はドキュメンタリーの抜粋映像