HOME > ニュース >

ポール・マッカートニー 「Back In Brazil」で“イチバン!”を連呼する理由を語る

2018/09/30 08:52掲載
メールで知らせる   このエントリーをはてなブックマークに追加  
Paul McCartney / Egypt Station
Paul McCartney / Egypt Station
ポール・マッカートニー(Paul McCartney)の最新アルバム『Egypt Station』に収録されている「Back In Brazil」ではなぜ、曲の途中に「イチバン!イチバン!」という日本語のコールが入っているのか? ポールがファンからの質問に答える企画「You Gave Me The Answer」の最新エピソードでは、この「イチバン!イチバン!」について語っています。

Q:なぜ「Back In Brazil」で日本語の「イチバン」を使ったのですか?

ポール:当初は「hechibam, hechibam(ヘチバム、ヘチバム)」というフレーズを使っていた。後でブラジルに行ったとき、誰かが「おお、それはブラジル語の言葉に似ていますね」と言っていたよ。ブラジルでマッサージを受けていた時、日本の女性から偶然「イチバン」という言葉を聞いた。僕は「それは日本語だよね?」と尋ねると、彼女は「そうです!これは素晴らしい、ナンバー1を意味します」と答えたんだ。

僕は思った「ああ、それだよ!その言葉だよ!(この曲に採用する)理由づけとしては、ブラジルは日本以外で最も多くの日本人が住んでいるところだな」。それで僕は彼女に「“イチバン”を録音したいので、参加できる歌える仲間はいる?」と尋ね、彼女は「ええ、おそらく...」と答えたので、「明日スタジオに来れる?」と尋ねたんだ。(中略)僕が8時頃にブラジルを出発する予定だったので、7時に彼女の友人達が来れるように空港近くの小さなスタジオを手配した。録音は30分ほどだった。僕は彼らにイチバン!と叫ばせたよ。


以下は「Back In Brazil」のミュージックビデオ