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落語に出てくる難しい言葉が即分かる『からぬけ落語用語事典』発売

2018/09/20 07:21掲載(Last Update:2018/09/20 08:23)
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からぬけ落語用語事典
からぬけ落語用語事典
落語に出てくる難しい言葉が即分かる『からぬけ落語用語事典』がパイ インターナショナルから9月20日(木)発売。

『からぬけ落語用語事典』は、落語の噺に出てくる江戸ことば、大坂ことば、人やものの名前・地名・言い立て、さらには落語独特のいいまわしや、登場する人物までを50音順で解説している用語事典。分かりにくい用語にはイラストを掲載し、寄席用語は別立てで解説。掲載用語は2200語以上あり、演目名からも用語を調べられる索引がついています。





●『からぬけ落語用語事典』

仕様:四六判正寸(188mm×130mm)/ ソフトカバー /320Pages(1Color)
定価:本体1,500円+税
ISBN:978-4-7562-4998-2 C3076
発売日:2018年9月20日
発売元:パイ インターナショナル

※以下インフォメーションより

☆火の玉食うって何??
『明烏』の若旦那は、火の玉を食っていた!? →ひのたまくう【火の玉食う】→そどく【素読】

落語を聴いて「あの噺に出てくる、あれって何?」「落語ならではの言い方なの?」「言葉がよく分からない」……など、初心者には、難しい落語の疑問を解決してくれる、うれしい事典。熟練者にとっては、用語解説を読むことで知っていたつもりが解消できる、目からウロコの事典です。いつでもどこでもさっと事典を引いて、落語の「なぞ」を解くことができます。

◆落語の「なぜ?」を解説している掲載用語例
・『長屋の花見』『黄金の大黒』の大家は、店賃をもらわずにどうやって暮らしていた?→おわいや【おわい屋】→そうごうか【総後架】→しごもえ【下肥】
・『蝦蟇の油』の四六の蝦蟇は、どこにでもいる?→しろくのがま【四六の蝦蟇】
・『錦の袈裟』の花魁は、なぜありんす言葉を使わない?→さとことば【里言葉】
・『金明竹』の「古池や」の掛け物は国宝?→ばしょう【芭蕉】
・『山崎屋』の鳶の頭と花魁は、義理の兄妹?→おやもとみうけ【親元身請け】
・『不精床』『無精床』は、どちらが正しい?→ぶしょう【不精】
・『抜け雀』で、黒の羽織が赤くなった理由は?→あかはぶたえのくろもんつき【赤羽二重の黒紋つき】

落語をもっと知りたい! 理解したい!と思っている人々に、必ずお役に立つ一冊です。
一家に一冊、ひとりに一冊!気になったらすぐさま引いて、学べる・楽しめる事典です。

<著:本田久作(ほんだ きゅうさく)>
1960年大阪生まれ。新作落語の創作を始め、児童書作家や小説家として、またその他のジャンルでライターとしても活躍。新作落語の作品に「仏の遊び」、「落ち武者」、「按摩の夢」、「蛙の子」、「幽霊蕎麦」、「柏木」、「玉手箱」、「恵比寿の鯨」など。共著に『柳家喜多八膝栗毛』(まむかいブックスギャラリー)。著書に『開ける男』」(ポプラ社)、『江戸っ子しげぞう』(ポプラ社)。