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マイケル・ジャクソン『MICHAEL』の疑惑の3曲、ソニーミュージック“別人だと認める”報道を否定

2018/08/25 04:45掲載(Last Update:2018/08/25 10:11)
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Michael Jackson / MICHAEL
Michael Jackson / MICHAEL
マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)が亡くなった後にリリースされたアルバム『MICHAEL』(2010年)。この作品に収録された3曲、「Keep Your Head Up」「Breaking News」「Monster」のヴォーカルはマイケルではなく別人のものではないのか? リリース前から信憑性に対する議論が持ち上がっているこの疑惑の曲に関する民事訴訟が米国で行われており、一部メディアはソニー・ミュージックが裁判で、この3曲はマイケルの偽者によって歌われたと認めたと報道。一方、ソニーミュージックは、Variety誌に寄せた声明で「マイケル・ジャクソンが歌っていないことを誰も認めていない」とし、ニュースは事実とは異なるものだと批判しています。

疑惑の3曲「Keep Your Head Up」「Breaking News」「Monster」は、2007年にニュージャージーのエディ・カシオ邸でマイケルがレコーディングしたと発表されている楽曲。リリース以前から信憑性に対する議論が持ち上がっており、マイケルの家族らはアルバム発売前に疑念を表明していました。

これを受けて、ソニー・ミュージックと、マイケルの遺産を管理するマイケル・ジャクソン・エステートは、これらの楽曲がアルバムに含まれることを発表する以前に、長大な調査を展開し、その信憑性を確認したと発表していました。(※詳しくはこちら)。

アルバム・リリース後も疑惑は収まらず、2014年にはファンのベラ・セロヴァが、ソニー・ミュージック、マイケル・ジャクソン・エステート、マイケルの長年の友人でプロデューサーのエディ・カシオを相手取り民事訴訟を起こしています。ベラ・セロヴァは、エディ・カシオと彼の制作会社Angelikson Productionsが、マイケル・ジャクソンの偽者によってレコーディングされた偽の曲を作ったと主張しており、詐欺と消費者の権利保護法に違反したと訴えています。ベラ・セロヴァは最近、ロサンゼルス上級裁判所で、疑惑の3曲はジェイソン・マラキ(Jason Malachi)というマイケルの偽者によってレコーディングされたと証言しています。

この裁判でソニー・ミュージックが偽の曲をリリースしたと認めた、と一部メディアが報じていますが、Variety誌によればソニー・ミュージックは、火曜日に行われた聴聞会は、アメリカ合衆国憲法修正第1条がソニー・ミュージックとエステートを保護しているかどうかについてのものであり、誰の声がレコーディングにあるかについて議論するものではない、と主張。またVariety誌は、この状況に詳しい情報提供者の話として、この聴聞会にいた人物が、マイケル・ジャクソン・エステートの弁護士が言った“たとえヴォーカルがジャクソンのではなかったとしても”という主旨の発言を最大限利用したフェイクだと伝えています。情報提供者は、弁護士が不確かな話をしていたと主張しています。