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NHK FM『マイケル・ジャクソン生誕60年記念パーティー!』 企画の発端は?プロデューサーのインタビュー公開

2018/08/11 02:50掲載(Last Update:2018/08/11 03:18)
NHK『マイケル・ジャクソン生誕60年記念パーティー!』
NHK『マイケル・ジャクソン生誕60年記念パーティー!』
マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)の功績を五夜連続でたどるNHK FM『マイケル・ジャクソン生誕60年記念パーティー!』が8月13日(月)深夜より放送。ラジオでマイケルの生誕パーティーをするという企画はどう生まれたのか? 番組プロデューサーのインタビューがNHKサイトで公開されています。

●NHK FM 『マイケル・ジャクソン生誕60年記念パーティー!』
8月14日(火)〜18日(土)午前0:00〜0:50 ※13〜17日深夜

<番組内容>
2018年8月29日、生きていればマイケル・ジャクソンは満60歳を迎えます。日本流に言えば“還暦”です。2009年にこの世を去ってからも、今なお絶大な影響を与え続け、日本にも男女を問わず、幅広い世代に熱烈なファンの多いマイケル・ジャクソンの誕生日を目前に控えた8月半ばに、5夜連続で彼の足跡をたどります。マイケルを愛する各分野のプロフェッショナルからのバースデー・メッセージと、こん身の選曲で“還暦”を祝う特集番組。案内役は、日本屈指のマイケル研究家 ノーナ・リーヴスの西寺郷太さんが務めます。

<案内役>
西寺郷太
1973年東京生まれ京都育ち。早稲田大学在学時に結成したバンド『NONA REEVES』のシンガーであり、多くの楽曲で作詞・作曲も担当している。音楽プロデューサー、作詞・作曲家としては少年隊やSMAP、V6、KAT-TUN、岡村靖幸、中島美嘉などの多くの作品に携わる。 そして、日本屈指の音楽研究家としても知られ、特にマイケル・ジャクソンをはじめとする80年代の洋楽に詳しく、これまでに数多くのライナーノーツを手がけ、著書も多い。

<トークゲスト>
清水彰彦(元レコードレーベル・マイケル担当)

<コメントゲスト>
久保田利伸
黒沢薫(ゴスペラーズ)
高橋芳朗
土岐麻子
湯川れい子
ユーコ・スミダ・ジャクソン
横山剣(クレイジーケンバンド)
吉岡正晴
(50音順)

<番組プロデューサーのインタビュー>

ラジオでマイケルの生誕パーティーをするという企画はどう生まれたのか? 中田淳子プロデューサーに、いろいろ聞いてきました!

☆企画の発端は?

──そもそも、今回の企画はどうやって生まれたのですか?

番組で何かを取り上げるときって、記念日がきっかけになりやすいんですよね。クラシックの作曲家でも「アニバーサリーイヤー」と言って生誕○○年や没後○○年という年には積極的に取り上げられますが、マイケル・ジャクソンは、来年で没後10年。マイケルが亡くなってしばらく経った今、改めて彼の魅力を再確認するような番組があってもいいんじゃないかと。

そもそもアメリカでは、没後よりも生年のほうを重視する傾向だそうですし、前向きなイメージの“生誕祭”のほうがマイケルにふさわしいように思えて、“生誕60年記念”という番組を企画しました。ですので、あえて「パーティー」と、ラジオ番組らしからぬタイトルをつけてみたんです(笑)。

──いったい、どんなパーティーになるのでしょうか?

5夜連続で、マイケルの生涯を彼の音楽とともにたどるような構成にしています。ジャクソン5やジャクソンズ時代の音楽にスポットを当てる1日目から始まって、アルバム「Off The Wall(オフ・ザ・ウォール)」、「Thriller(スリラー)」、「BAD(バッド)」、「Dangerous(デンジャラス)」、そして「HIStory(ヒストリー)」という具合に、彼の代表的な音楽を追います。

MCは、ノーナ・リーヴスの西寺郷太さんにお願いしました。小学生のときに初めて買ってもらったレコードがマイケルの「VICTORY(ビクトリー)」で、そのときから大好きなんだそうです。音楽評論家の第一人者である湯川れい子さんが「私が持っているマイケルの資料を、全部あげるわ」と言うくらい、厚い信頼を寄せている方でもあるので、今回はぜひお願いしようと思いました。

番組の選曲や構成についても、西寺さんといろいろ相談しながら進めています。今の若い世代って、マイケルに関して、『THIS IS IT』でマイケルファンになった方も多いんですよね。今回は、そんな方々にもマイケルのすばらしさを、より深く知ってもらえる良い機会になればと思っています。

西寺さんとは「曲それぞれにどんな背景があって、マイケルがどんな気持ちでこの曲を作ったのかということを、ある程度伝えながら番組を進めたいよね」と話しています。その一方で、「マイケルのことならしゃべろうと思えばいくらでもしゃべれるけど、やっぱり彼の曲をできるだけたくさん聞いてもらいたいよね」とも(笑)。私たちスタッフも西寺さんも、あれこれ悩みながら番組作りをしています。

☆“今だから言える”エピソードも!

──番組では、さまざまな方から届いたマイケルへのバースデーメッセージも紹介するそうですね?

久保田利伸さん、ゴスペラーズの黒沢 薫さん、音楽ジャーナリストの高橋芳朗さん、土岐麻子さん、湯川れい子さん、マイケルのバックダンサーを務めた経験もあるダンサーのユーコ・スミダ・ジャクソンさん、クレイジーケンバンドの横山 剣さん、音楽評論家の吉岡正晴さんの8人からです。

皆さんには、マイケルに関する思いや、ご自身の思い出の曲について語ったボイスメッセージをいただきました。それぞれの視点でのマイケル観や受けた影響について熱く語ってくださいました。

──特に、「ここを聞いてほしい!」という部分は?

今回、3日目にだけトークゲストをお迎えするんです。かつて某レコード会社に在職されていて、マイケルの担当だった清水彰彦さんという方です。マイケルの日本ツアーなども担当されていて、彼の人となりや当時の思い出を語っていただきました。

清水さんがおっしゃるには、「マイケルは、とてもいい人だった」そうです。絶対にどなりつけたり高圧的な態度をとるようなことはしなかったと。誰かに自分の要望を伝えるときも、一度相手を認めた上で「でも、こうした方がもっといいと思う」と促すんだそうです。ほかにも、清水さんが“今だから言える”エピソードを披露してくださいます。ファンの方ならずとも、必聴ですよ!

──改めて、マイケル・ジャクソンの魅力とは?

ラジオで5日間連続特集を組むことができるアーティストって、マイケル以外にはそうそういないんじゃないかと思います。彼は、時代時代でヒット曲を生み出しました。幼いころはコーラス・グループで美しい歌声を聞かせてくれたかと思えば、ソロになって作詞作曲に取り組み、さらにはダンスをフィーチャーし…と常に新しい挑戦を続けてきたからこそ、一つの形に収まることなく、どんどん変貌していく。改めて、すばらしいアーティストだなと思いましたね。

そして、そうやって変化を遂げつつ、最終的に彼が伝えたかったことは、人間愛、地球の平和、そして美しい地球を後世に残したいというメッセージでしたよね。番組でも、マイケルが作品に込めたメッセージなども伝えられたらいいなと思っています。

マイケルファンの方も、そうでない方も! 今年のお盆は、マイケル・ジャクソンで盛り上がりましょう!



☆番組ページ
http://www4.nhk.or.jp/P5010/