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デイヴ・グロールが全楽器を演奏する23分のインスト曲「PLAY」 ミニドキュメンタリーの新トレーラー映像公開

2018/08/07 05:27掲載
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Dave Grohl / PLAY
Dave Grohl / PLAY
フー・ファイターズ(Foo Fighters)デイヴ・グロール(Dave Grohl)が、全ての楽器を自身が演奏する23分のオリジナル・インストゥルメンタル曲「PLAY」を制作。リアルタイムで行われたライヴ・レコーディングの様子をフィーチャーしたミニ・ドキュメンタリー『PLAY』の新たなトレーラー映像が公開されています。



この『PLAY』プロジェクトでは、まず最初に楽曲全体のドラム・パートを録り、次にそのドラムに重ねる形でギター、ベース、キーボードほか計7つの楽器をそれぞれ1つのテイクでレコーディングして23分の楽曲を完成させます。途中で演奏を間違えた時、あるいはデイヴ自身がもっと良い演奏をできると思った時は、最初からやり直すというルールのもとで、レコーディングは行われています。

ドキュメンタリーは2部構成。第1部では、このユニークなプロジェクトについてデイヴが解説。第2部では、実際のパフォーマンスそのものを取り上げています。

ドキュメンタリーは8月10日にデジタルダウンロードとストリーミングが利用できます。また曲「PLAY」は同日にデジタルダウンロードでリリースされ、9月28日には限定アナログレコードもリリースされます。フー・ファイターズの公式ショップサイトではTシャツ付きエディションも販売されます

以下ソニーミュージックジャパンからのプレスリリースより

ロックの伝道師=デイヴ・グロール(フー・ファイターズ)が、またもやロックファンをニンマリさせるオモシロ企画を発表した。23分のインスト曲を書き(ここまではデイヴのレベルでは普通かもしれない)、その全ての楽器をリアルタイムで“ライヴ”レコーディングし、その映像を同時に撮影、公開するという。この作品は8月10日(金)に、オーディオ/映像ヴァージョンそれぞれが同時に配信リリースされる。

このプロジェクトでデイヴは、リードギター/サイドギター/ベース/ドラム/パーカッション、そしてこれまでの作品では決して演奏したことは無かったキーボードとビブラフォンに挑戦。映像では初挑戦の楽器に悪戦苦闘し、間違えを繰り返す姿も隠すことなく見せている。楽器経験のある方には解るはずだが、リアルタイムでのライヴ・レコーディングとは即ち間違ったら全て一からのやり直しを意味する根気のいる作業であり、しかも今回は未経験の楽器を含めて7つのパートで挑戦しているのだ。

では何故にデイヴ・グロールはそのような事をしてみせたのか?

それはひとえに、アマチュアであろうがプロであろうが、子どもであろうがデイヴのような49歳の大人であろうが、誰もが楽器演奏を学び懸命に練習した上でようやくものにし、そして新しい音楽を創造する、という喜びに飽きることは決して無いということを証明する為だ。

今回の映像作品の中でデイヴは、「演奏=Play/プレイ」を学ぶという事が、人々にとっていかなる意味を持つのかを理解する為、<ジョイン・ザ・バンド>(LAにある音楽教室)で子供たちにインタビューをしている。そして、放課後のセッションと寝る間も惜しんでの努力を通じて、彼らはデイヴが経験したそれと全く同様の悪戦苦闘、フラストレーションを経験し、そしてインスピレーションを得ているのだという事を知るのだ。

テクノロジーの進化、そしてPCの普及によって“手軽”かつ”修復可能な”形での音楽制作が可能となった今もなお、何故に人々は気の遠くなるような時間と根気が必要な楽器演奏=Play/プレイ(“Play”は英語で“楽器演奏”の他に“遊び”も意味する)に夢中になるのか?

「プレイ」はその魔法のタネが鮮やかに映し出された作品となっている。


●フー・ファイターズの公式ショップサイト内 『PLAY』ページ
https://shop.foofighters.com/collections/dave-grohl-play

以下は以前に公開された映像

トレーラー映像
【リリース情報】
■DAVE GROHL PRESENTS “PLAY”
デイヴ・グロール プレゼンツ 「プレイ」
2018年8月10日配信(映像/オーディオ)

<スタッフクレジット>

Audio Recording: Darell Thorp (Concrete & Gold)

Documentary | Collaborator: Mark Monroe (Sound City & Sonic Highways)

Documentary | Director of Photography: Andrew Stuart

Performance | Director of Photography: Brandon Trost