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『ワイト島のジョニ・ミッチェル 1970【ライヴ&ドキュメンタリー】』から「Big Yellow Taxi」のライヴ映像公開

2018/08/02 17:15掲載(Last Update:2018/09/07 20:23)
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Joni Mitchell / Both Sides Now Live At The Isle of Wight Festival 1970
Joni Mitchell / Both Sides Now Live At The Isle of Wight Festival 1970
ジョニ・ミッチェル(Joni Mitchell)の70年ワイト島フェス・ライヴ映像を収めたDVD/Blu-ray『ジョニ・ミッチェル/ワイト島のジョニ・ミッチェル 1970【ライヴ&ドキュメンタリー】』。この作品から「Big Yellow Taxi」のライヴ映像が公開



または



この作品は日本で9月5日発売。日本先行発売。既発のオムニバス映像は2曲のみ収録でしたが、今回はメドレー曲を含む全12曲を収録。この時期のオフィシャル映像は初リリースです。海外盤は9月14日発売予定。リリース元はEAGLE ROCK。

以下は以前に公開された映像

「青春の光と影 (Both Sides Now) 」のライヴ映像


トレーラー映像


またリリースを記念した一夜限りの先行上映イベントが8月30日(木)にヤマハ銀座スタジオにて行われることも決定しています。当日はジョニ・ミッチェルを敬愛するシンガーソングライターの畠山美由紀と、本作品の日本盤ライナーを担当した音楽評論家の渡辺亨、ジョニ・ミッチェルのカヴァー曲を自身選曲コンピ CD にも多数セレクトしているSUBURBIA/Free Soul/ CafeApres-midi の橋本徹によるトークショーも行われます

『ワイト島のジョニ・ミッチェル 1970【ライヴ&ドキュメンタリー】』
DVD/ブルーレイ発売記念
先行上映会+スペシャル・トークショー (畠山 美由紀 × 渡辺 亨 × 橋本 徹)
-THE SUMMER MEETING for Both Sides Now-


■日時 2018 年 8 月 30 日(木) Open: 18:30 / Start: 19:00
Part-1: スペシャル・トークショー
Part-2: ライヴ映像上映 (約 56 分)
■場所 ヤマハ銀座スタジオ (https://www.yamahaginza.com/access/)
『ワイト島のジョニ・ミッチェル 1970【ライヴ&ドキュメンタリー】』
DVD/ブルーレイ発売記念
先行上映会+スペシャル・トークショー (畠山 美由紀 × 渡辺 亨 × 橋本 徹)
-THE SUMMER MEETING for Both Sides Now-
■料金 前売り: 2,500 円 (税込・1 ドリンク付き・全席自由)
当日: 3,000 円 (税込・1 ドリンク付き・全席自由)
※6 歳未満(未就学児童)の方のご入場は、お断わりさせて頂きます
※ご入場は整理番号順となります
※開場時間を過ぎてのご入場の場合、整理番号無効になります
■チケット情報 2018 年 7 月 19 日 午前 11 時よりe+(イープラス)で販売開始
http://sort.eplus.jp/sys/T1U14P0010843P006001P002267598P0030001
■主催 株式会社ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス


以下リリース決定時のプレスリリースより

■1970 年に行われた「ワイト島ミュージック・フェスティバル」。出演アーティストのオムニバス映像が定番商品として DVD 化されているが、その時の出演者ジョニ・ミッチェルの単独映像(1970 年 8 月 29 日)が遂に登場!オムニバス映像は「ウッドストック」「ビッグ・イエロー・タクシー」の 2 曲のみ収録だったが、今回はメドレー曲を含む全12曲収録されている。演奏曲は1969 年名作 2nd『青春の光と影』から 1971 年の超名盤 4th『ブルー』までの初期代表曲を網羅。時期としては『ブルー』発売前年のライヴ、この時期のオフィシャル映像は初リリースであり、まさに待望の発売。

■イギリスの離島にあるワイト島でこのフェスが初めて開催されたのは 1968 年。第 1 回大会にはジェファーソン・エアプレーンなどが参加。第 2 回大会(1969)にはボブ・ディラン、ザ・フー、ザ・バンド他が参加して 25 万人を動員。そしてこの第 3 回1970 年にはなんと 65 万人を動員。ジミヘン、ザ・フー、ドアーズ、マイルス・デイヴィス、レナード・コーエン等(以上は DVD 化済)、そしてこのジョニ・ミッチェル他が参加したこのフェスティバルは、運営の稚拙さや来場者のトラブル等も含め、同フェスの歴史上ある意味最も有名なものとなった。

《8/29 当日出演者》:John Sebastian/Shawn Phillips/Lighthouse/Joni Mitchell/Tiny Tim/Miles Davis/Ten Years After/Emerson
Lake and Palmer/The Doors/The Who/Melanie/Sly and the Family Stone

■ライヴ・ドキュメンタリー約 76 分とライヴ約 56 分という構成。ライヴはギターとピアノそれぞれの弾き語り。ジョニ・ミッチェルの代名詞ともいえるギターのオープン・チューニングの妙技も堪能できる。この時期のみずみずしい声と、圧倒的な存在感は、やはりスペシャルの一言。また、ステージに乱入した客がそのまま裏手に連れていかれ警備担当者とやりあうシーンや、「ウッドストック」を歌う際の観客からの野次に対してジョニ・ミッチェルが毅然とした態度をとったシーン等、有名な場面も収録されているまさに歴史的な発掘映像。

■ライヴ・ドキュメンタリーは、ライヴ映像と共に 2003 年 1 月に行われたジョニ・ミッチェルのインタビューが挿入され、これは当時の出来事をふりかえる大変貴重な内容。またインタビュー中にピアノ・インプロヴィゼイションも 4 曲披露する。

■9 回ものグラミー賞受賞、そしてローリング・ストーン誌からは「one of the greatest songwriter ever..」とまで評され世界中の多くのアーティストによってカヴァーされているジョニ・ミッチェルの楽曲。直近では故プリンスの 60 歳の誕生日に合わせて発売される予定の 83 年ライヴ・アルバムでも「ア・ケイス・オブ・ユー A Case of You」がカヴァーされている。今回の映像作品でもハイライト的にラストに収録されている曲で、再び注目を集めることは必至。

■監督は『ボブ・ディラン/ニューポート・フォーク・フェスティバル 1963-1965』や、『ワイト島 1970 美しきロックの残像』他、多くの音楽ドキュメンタリーで有名なマレー・ラーナー。ちょうど昨年 2017 年 9 月に惜しくも亡くなってしまい、彼の最後のフィルム作品となった。

<以下、海外版プレスリリースより>
『ジョニ・ミッチェル / ワイト島のジョニ・ミッチェル 1970【ライヴ&ドキュメンタリー】』の DVD とブルーレイの発売が決定した。どちらの形態にも未公開のインタビューとフェスティバルの映像が収録されている。ジョニ・ミッチェルは傑出した創造性を持ち、数えきれないほどの女性アーティストたちの先頭に立ってきた女性吟遊詩人であり、高度に洗練された不朽の名曲の数々を創作してきた。ローリング・ストーン誌で“史上最高のシンガー・ソングライターの一人”と呼ばれ、グラミー賞を9回受賞している。
1970 年に開催されたワイト島フェスティバルは当時最大の音楽イベントの一つだった。ウッドストックよりも巨大で、当初から物議を醸していたこのフェスティバルへと、数十万もの人々がワイト島へと渡ってきた。入場チケットを持っていない人々の中には、フェスティバルを見下ろす丘の上に陣取り、イベントの消費主義に反対を叫び、なんとしても“音楽を取り戻すんだ”ともくろむ人々が大勢いた。フェスティバルは彼らによって逸脱させられたヒッピー対抗文化の祭典となり、収録されているジョニの回想によれば「出演を押し切られしぶしぶ承諾して、ケモノ達のもとへ放り込まれた」というものであった。
しかしながら、予想に反してジョニ・ミッチェルはすばらしいパフォーマンスを披露した。ステージは、時に観客たちとの戦いになった。観客たちはフェンスを取り壊したり、卑猥な言葉を叫んだりもした。ステージは何回も中断され、ステージ上に乱入して聴衆に向かって演説をしようとする男まで現れた。「危険だと思い、一刻も早くステージを降りたかった」ジョニは後にそうコメントしている。しかし一見、かよわく見えるこのフォークロック・シンガーはステージに踏みとどまり、それどころかピアノに戻り、木製の折りたたみイスに座って、観客達にきちっと耳を傾けるように熱く訴えたのだ。そして続けて「マイ・オールド・マン」を歌って、観客たちを静
まらせ、会場の雰囲気を和らげた。そのステージの様子のことを、メロディメイカー紙は表紙に“ジョニ、勝利する”の大見出しを掲げて伝えた。
監督はアカデミー賞受賞者のマレー・ラーナー。『ジョニ・ミッチェル / ワイト島のジョニ・ミッチェル 1970【ライヴ&ドキュメンタリー】』はステージ、舞台裏それぞれの未公開の映像を挿入しながら、ジョニがイベントでの出来事を回想する新しいインタビューを収録している。ジョニはそのインタビューの中で今や伝説となったこのコンサートをアーティストの視点から興味深く考察し、その日の出来事を背景と状況から語り直している。また、「ウッドストック」「青春の光と影」「ビッグ・イエロー・タクシー」などの代表曲を取り入れた中断のないライヴ・コンサート映像も楽しめる。
この映像が完成してまもなく監督のマレー・ラーナーは惜しくも亡くなってしまい、これが彼の最後の映像となった。
2018.9.5 日本先行発売
●『ジョニ・ミッチェル / ワイト島のジョニ・ミッチェル 1970【ライヴ&ドキュメンタリー】』
Joni Mitchell / Both Sides Now Live At The Isle of Wight Festival 1970

■DVD : 4,500 円(本体価格)+税 YMBA-10742 日本語字幕付き

■Blu-ray : 5,500 円(本体価格)+税 YMXA-10743 日本語字幕付き

解説:渡辺 亨
発売:ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス / 販売:ソニー・ミュージックマーケティング

<ライヴ収録曲>
01.ザット・ソング・アバウト・ザ・ミッドウェイ That Song About the Midway (from『青春の光と影』)
02.チェルシーの朝 Chelsea morning (from『青春の光と影』)
03.フォー・フリー For Free (from『レディズ・オブ・ザ・キャニオン』)
04.ウッドストック Woodstock (from『レディズ・オブ・ザ・キャニオン』)
05.マイ・オールド・マン My Old Man (from『ブルー』)〜ウィリー Willy (from『レディズ・オブ・ザ・キャニオン』)
06.カリフォルニア California (from『ブルー』)
07.ビッグ・イエロー・タクシー Big Yellow Taxi (from『レディズ・オブ・ザ・キャニオン』)
08.青春の光と影 Both Sides Now (from『青春の光と影』)
09.ギャラリー Gallery (from『青春の光と影』)
10.ハンター Hunter (『ブルー』のアウトテイクとなった曲)
11.ア・ケイス・オブ・ユー A Case of you (from『ブルー』)
ジョニ・ミッチェル(vo, g, p)
*Directed by Murray Lerner / Produced by Eliot Kissileff, Murray Lerner and Noah Lerner / Edited by Einar
Westerlunf and George Panos

《DVD》
■Dolby Digital Stereo/Dolby Digital 5.1/DTS Surround Sound ■カラー ■画面サイズ 4:3(ライヴ)/16:9(ライヴ・ドキュメ
ンタリー) ■収録時間 132 分(ライヴ 56 分+ライヴ・ドキュメンタリー76 分) ■日本語字幕付き

《Blu-ray》
■LPCM Stereo/DTS-HD Master ■カラー ■映像方式: 1080i High Definition ■画面サイズ 4:3(ライヴ)/16:9(ライヴ・ド
キュメンタリー) ■収録時間 132 分(ライヴ 56 分/ライヴ・ドキュメンタリー76 分) ■日本語字幕付き

<商品ページ>
http://www.yamaha-meh.co.jp/business/tune/yogaku/joni01.html