HOME > ニュース >

ザ・キンクスのレイ・デイヴィス、新アルバム『Our Country』の新たなミニドキュメンタリー映像公開

2018/06/01 07:44掲載
メールで知らせる   このエントリーをはてなブックマークに追加  
Ray Davies / Our Country: Americana Act II
Ray Davies / Our Country: Americana Act II
ザ・キンクス(The Kinks)レイ・デイヴィス(Ray Davies)、新アルバム『Our Country: Americana Act II』の新たなメイキング・ミニ・ドキュメンタリー映像を公開



アルバムは海外で6月29日、日本で7月4日に発売。リリース元はLegacy/Sony。

本作は、2017年にリリースした10年ぶりのアルバム『Americana』の続編。『Americana』シリーズは2013年に発表した自伝『Americana』がきっかけとなって制作された作品で、収録曲にも反映。“レイ・デイヴィスが体験したアメリカ”と言う、レイのレンズを通してアメリカ音楽の再解釈が行われています。

新作ではレイ・デイヴィスが全曲の作詞・作曲を手がけ、アレンジとプロデュースも担当、ガイ・マッシーとジョン・ジャクソンが共同プロデューサーを務めています。レコーディングには前作と同じく、米オルタナ・カントリー・バンドのジェイホークス(The Jayhawks)と、ギタリストのビル・スタンリーが参加。また英国人ミュージシャン数名も参加しています。

アルバムには、レイ・デイヴィスがこのプロジェクトのために書いた新曲に加え、アメリカという国に刺激を受け、かつてレイ・デイヴィスが書き上げた、ザ・キンクス「Oklahoma U.S.A.」(アルバム『Muswell Hillbillies』収録)、レイ・デイヴィス「The Real World」(2007年『Working Man's Cafe』収録)、「The Getaway」(2006年『OTHER PEOPLES LIVES』収録) の再解釈ヴァージョンも収録されます。またオープニングを飾る「Our Country」は、『AMERICANA』のアルバム・タイトル曲のテーマ/メロディを発展させた楽曲です。

新作に関して、レイ・デイヴィスは「僕はキンクスのキャリアに再び光を当てるため、そして若き日の僕にインスピレーションを与えてくれた国を再発見するために僕は絶え間なくアメリカを旅し、ツアーを続けてきた。『OUR COUNTRY』は、そんな僕の旅路を辿ったアルバムだ。」と語っています。

なお、レイ・デイヴィスは、『Americana』と『Our Country: Americana Act II』に基づいた舞台と映画に取り組んでいることも明らかにしています。

以下は以前に公開された音源・映像

メイキング・ミニ・ドキュメンタリー映像


「Our Country」
●『Our Country: Americana Act II』

1. Our Country
2. The Invaders
3. Back in the Day
4. Oklahoma USA
5. Bringing Up Baby
6. The Getaway
7. The Take
8. We Will Get There
9. The Real World
10. A Street Called Hope
11. The Empty Room
12. Calling Home
13. Louisiana Sky
14. March of the Zombies
15. The Big Weird
16. Tony and Bob
17. The Big Guy
18. Epilogue
19. Muswell Kills