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フェアポート・コンヴェンション 結成50周年記念公演のライヴ・アルバムを発売、リチャード・トンプソンら元メンバーも参加

2018/05/28 07:01掲載
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Fairport Convention / What We Did On Our Saturday
Fairport Convention / What We Did On Our Saturday
ブリティッシュ・フォーク・ロックの名バンド、フェアポート・コンヴェンション(Fairport Convention)が結成50周年を記念して、リチャード・トンプソン(Richard Thompson)ら元メンバーも参加して行った特別公演。この模様を収めたライヴ・アルバム『What We Did On Our Saturday』が海外で6月15日、日本で7月1日に発売。リリース元は海外はMatty Grooves、日本はライス・レコード。

以下、日本盤インフォメーションより

UKフォークの伝説的バンドが、オリジナル・メンバーに近い形で行った50周年記念ライヴ!

 ペンタングル、スティーライ・スパンと共にイギリスの三大エレクトリック・トラッド・バンドとして名を馳せてきたフェアポート・コンヴェンションは、2017年には結成50周年を記念した作品『50:50@50』(ライス PPR-5450)をリリース。彼らに縁の深いロバート・プラント(元レッド・ツェッペリン)とジャッキー・マクシー(ペンタングル)がゲスト参加していることでも大きな話題を呼びました。そのフェアポートが、またまた素晴らしい作品を発表してくれました。

 フェアポート・コンヴェンションは1967年、フォーク/ブルース・リヴァイヴァルの盛り上がりの中、結成されました。徐々にイギリスのトラディショナル・ソングを取り上げるようになってからは、先の2バンドと共にブリティッシュ・フォーク・シーンに大きなインパクトをもたらしました。1968年にはサンディ・デニーが加入、“Liege & Lief”を始めとした今も人気の高い名作アルバムの数々をリリースしてゆきます。その後、幾度ものメンバー・チェンジを繰り返しながら活動を続け、1979年に解散、しかし1985年に再結成を果たすと現在に至るまで活動を続けています。その長い活動歴においてリチャード・トンプソン、アシュリー・ハッチングス、イアン・マシューズら、UKフォークを語る際に欠かせない重要ミュージシャンも多数輩出してきました。

 そして結成50周年を記念して行われたコンサートを記録したのがこのアルバムで、ここでは、リチャード・トンプソンをはじめ、アシュリー・ハッチング、ジュディ・ダイブル、イアン・マシューズ、デイヴ・マタックス、マーティン・アルコック…など、フェアポートの初期に活躍した元メンバーたちが集まって演奏を行いました。これは昨年の夏、英オックスフォードシャーにて開催されたフェアポート・コンヴェンションが主催するフェス“Fairport's Cropredy Convention“にて行われたスペシャルなパフォーマンスを収録したもので、ファンにしてみれば、まさに夢にまで見たリユニオン・ライヴと言えるでしょう。

 そしてここで聴けるのは、もちろん往年のヒット曲のオンパレード! 当時の面影を残しつつ、その歌声や演奏には年輪が刻み込まれ、さらに深みを感じさせてくれます。

 往年のファンを必ずや満足させてくれる内容。UKのフォーク・ロックに興味のある人は必ず手にしてください。
●『What We Did On Our Saturday』

[Disc: 1]
1. Time Will Show The Wiser
2. Reno Nevada
3. Suzanne
4. Farewell, Farewell
5. Crazy Man Michael
6. Come All Ye
7. The Deserter
8. The Lark In The Morning Medley
9. Tam Lin
10. Walk Awhile
11. Poor Will & The Jolly Hangman
12. SLoth

[Disc: 2]
1. Now Be Thankful
2. Fotheringay
3. Ned Kelly
4. Rising For The Moon
5. White Dress
6. A Surfeit Of Lampreys
7. The Hiring Fair
8. The Hexhamshire Lass
9. Who Knows Where The Time Goes?
10. Our Bus Rolls On
11. Dirty Linen
12. Matty Groves
13. Meet On The Ledge