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佐野元春 セルフカヴァー・アルバムから「夜に揺れて」のミュージックビデオ公開

2018/05/22 03:03掲載
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佐野元春 / 自由の岸辺
佐野元春 / 自由の岸辺
佐野元春のセルフカヴァー・アルバム『自由の岸辺』から「夜に揺れて」のミュージックビデオが公開。アルバムは5月23日発売



以下リリース決定時のインフォメーションより

2017年にリリースされた新作アルバム「マニジュ」で新境地を見せた佐野元春。それからわずか10ヶ月。時を待たずしてファンに届けられた新作「自由の岸辺」。自身の過去楽曲11曲を厳選、編曲に大胆な改変を施し新たな楽曲として蘇らせたのが本盤。セルフカバー・アルバムという点では、すでに2011年にリリースされている「月と専制君主」の続編といえる。

 アルバム「自由の岸辺」は、流行とは一線を引いた普遍的な音楽表現に貫かれているので聴く世代を問わない。このアルバムに潜んでいるきらめきは永遠だ。古くからのファンも新しいファンも新作を聴くように楽しめるだろう。

 バッキングには前作セルフカバー・アルバムと同じセッション・メンバーが参加した。古田たかし(dr)、井上富雄(B)、Dr.kyOn(key)、長田 進(G)。長年親交を共にしてきたミュージシャン達だ。古田 /井上によるコンビネーションが安定感のあるリズムを刻み、Dr.kyOnのピアノがファンキーに転がる。長田進のギターがブルージーに唸り、佐野自身も何曲かで見事なソロ演奏を披露している。彼らのプレイヤビリティーを知り尽くした佐野が、それぞれのミュージシャンのポテンシャルを最大限に引き出している。

 アルバム「自由の岸辺」は全編に渡って、フォーク、ブルース、ニューオリンズ、ジャズ、カリビアン、レゲなど多彩なビートが採用されている。ここでの佐野は、卓越したメロディ・メーカーであるだけでなく、言葉を際立たせる編曲家としても限りない創造力を発揮している。

 アルバム「自由の岸辺」はセルフカバー・アルバムではあるが、そこに懐古的な要素はない。これは現在進行形のソングライターによる新作アルバムといえる。それぞれの楽曲が持つ音の豊富さに彩られて、佐野元春はジャック・ブレルのように愛を歌い、カエターノ・ヴェローゾのように真実を奏でる。どの曲を採っても、詩的表現の中に気取りのないユーモアと批評精神を滲ませ、時が経っても古臭さを感じさせない。むしろ成熟した大人の芳醇さに包まれ、説得力あるメッセージとして現代の聴き手に響く。

 CDマスタリングにラーセン・マスタリングのチーフ・エンジニア、Gavin Lurssen(ギャビン・ラーセン)、アナログ・カッティングに、キャピタル・マスタリングのベテラン・エンジニア、Ron McMaster(ロン・マクマスター)が担当。CD、アナログとも最高品質のサウンドを届ける。

 佐野元春 & ザ・ホーボーキング・バンドの新作アルバム「自由の岸辺」。豊かなバンド・サウンドとビート詩人佐野元春のソングライティングを聴く。そこには他のバンド/シンガーの作品からはけっして得られない、独特のきらめく体験がある。

●『自由の岸辺』【初回限定盤/CD+DVD】
品番:POCE-9395
発売日:2018年05月23日
価格:4,536円(税込)

★1CD + 1DVD
★見開きデジパック
★スリーブケース付き
★DVD:アルバム収録楽曲のMuisc Video、等を収録予定

●『自由の岸辺』【通常盤】
品番:POCE-3812
発売日:2018年05月23日
価格:3,240円(税込

●『自由の岸辺』【アナログ盤】
品番:POJE-9010
発売日:2018年05月23日

★1LP
★初回生産限定盤
★180グラム重量盤

<CD>

01. ハッピーエンド / Happy End
02. 僕にできることは / Things I Could Do
03. 夜に揺れて / Night Swinger
04. メッセージ / The Message
05. ブルーの見解 / Visions Of Blue
06. エンジェル・フライ / Angel Fly
07. ナポレオンフィッシュと泳ぐ日 / A Napoleon Fish Day
08. 自由の岸辺 / La Costa Libre
09. 最新マシンを手にした子供達 / Pop Children With The New Machine
10. ふたりの理由、その後 / The Soul Mate Story
11. グッドタイムス & バッドタイムス / Good Times & Bad Times