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シー・アンド・ケイクの新アルバム『Any Day』が全曲フル試聴可

2018/05/11 12:43掲載
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The Sea and Cake / Any Day
The Sea and Cake / Any Day
米シカゴのポストロック/インディーロック・バンド、シー・アンド・ケイク(The Sea and Cake)が6年ぶりにリリースする新アルバム『Any Day』。全曲フル試聴可



アルバムは海外で5月11日、日本で5月5日に発売。リリース元は海外はThrill Jockey Records、日本はEADZ。

スタジオ・アルバムのリリースは2012年の『Runner』以来。新作には、ブライアン・ウィルソンのコラボレーターとしても知られる、シカゴ拠点のサックス/フルート/クラリネット奏者/コンポーザー/アレンジャーのポール・ヴォン・マーテンズ(Paul Von Mertens)がフルートとクラリネットで参加。

以下は以前に公開された音源・映像

「Any Day」


「These Falling Arms」


トレーラー映像


以下、日本盤インフォメーションより

6年振りの新作アルバムは、サム・プレコップ、ジョン・マッケンタイア、アーチャー・プルウィットの3ピースとなって初のリリース作で、サムのヴォーカルにフォーカシングした、近年では最も歌心溢れる、爽やかでエレガントなポップ・ソング集となった。

今やブライアン・ウィルソンの作品には欠かせない存在(2016年の“ペット・サウンズ 50周年アニバーサリー” ツアーでは音楽監督)となったポール・マーテンズが久々に(2000年のアルバム『oui』以来)ゲスト参加して、アレンジを彩り、ユーフォン(Euphone)名義での活動でも有名なニック・マクリ(Thrill Jockeyからもリリースしていたザ・ジンクスのメンバーでもあった)がダブル・ベースで参加している(その他の曲のベースはジョン・マッケンタイアが担当)。
ジョンのドラミングは初期の作品群に匹敵するほど軽快かつ緻密に、これまでは控えめだったアーチャーのギター・エフェクトが非常に効果的に使用されており(サムのギターとのアンサンブルも素晴らしい)、最小限の編成ながら今まで以上に多彩なアレンジに聞こえる工夫がなされている。
3月に発売されたばかりのヨ・ラ・テンゴの最新アルバム『There’s a Riot Going On』のミックスでもその手腕を発揮したジョンのエンジニアリングは冴えわたり(レコーディングはシカゴとジョンが移り住んだLAで行われた)、繊細でオーガニックなサウンドと、流麗かつメランコリックなメロディーが今まで以上に絶妙にブレンドされた、ザ・シー・アンド・ケイクにしか創り出せないオリジナリティ溢れる傑作アルバムが完成した。

彼らの正統な継承者ともいえるリアル・エステイト、影響を公言しているキング・オブ・コンビニエンスのEirik Glambek Bøe率いるKOMMODEのファンには堪らない、捨て曲なしの珠玉のギター・ポップ・アルバム。

☆日本盤ライナーノーツ:片寄明人(GREAT3 / Chocolat & Akito)
☆日本先行発売
☆日本盤のみ歌詞(対訳)付き
●『Any Day』

1. Cover the Mountain
2. I Should Care
3. Any Day
4. Occurs
5. Starling
6. Paper Window
7. Day Moon
8. Into Rain
9. Circle
10. These Falling Arms

The Sea and Cake: Sam Prekop / John McEntire / Archer Prewitt
On track 3: Paul Von Mertens plays clarinet and alto flute. Nick Macri plays bass. Bass recorded by John Hughes at HFT Studio.
All songs written by The Sea and Cake
Recorded in Chicago and Los Angeles 2017