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『太陽の塔』 内部生命展示が復活、記念式典が行われる

2018/03/19 02:40掲載
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太陽の塔
太陽の塔
1970年に開催された日本万国博覧会(大阪万博)のシンボルで、芸術家の岡本太郎が制作した『太陽の塔』。耐震工事と、高さ約41メートルの「生命の樹」に連なる183体の生き物の模型など展示物の修復作業が終了。3月18日に記念式典が行われています。当日のニュース映像を共同通信社のYouTubeチャンネルが配信しています。

『太陽の塔』は3月19日から大阪万博閉幕後48年ぶりとなる内部の一般公開がスタートします。




●「太陽の塔オフィシャルサイト」
http://taiyounotou-expo70.jp/

またこれにあわせ、NHK BSプレミアムでは『太陽の塔』を特集したドキュメンタリードラマと特番が放送されます。

3月19日(月)にはドキュメンタリードラマ『蘇る太陽の塔“閉塞する日本人”へのメッセージ』が放送。工事のほとんどを手作業に頼らざるをえず、多くの課題に立ち向かったプロジェクトの挑戦をドキュメンタリーで追います。また岡本太郎が、『太陽の塔』製作に向き合った日々もドラマで再現します。

3月21日(水・祝)には『スーパープレミアム 完全中継「復活 太陽の塔」』を放送。1年半に及ぶ工事を経て再生した『太陽の塔』の内部からの生中継や当時の熱気やパブリオンの様子などをバーチャルリアリティーで体感しながら、トークで深めていきます。

■スーパープレミアム ドキュメンタリードラマ
『蘇る太陽の塔“閉塞する日本人”へのメッセージ』
NHK BSプレミアム 3月19日(月)午後9時〜

再生プロジェクトを指揮する、岡本太郎記念館館長・平野暁臣さんは、太陽の塔は、太郎が「進歩と調和」をテーマに掲げた科学技術の祭典・大阪万博に突き立てた「縄文の怪物」で、塔内部の復元は「怪物の内蔵」を作り直すことだという。太郎の闘いや考察を支えた秘書でパートナーの敏子の文章をドラマで再現。2人が巡った日本各地の取材なども織り交ぜながら「閉塞する現代にこそ届けたい」というそのメッセージを追っていく。

■『スーパープレミアム 完全中継「復活 太陽の塔」』
NHK BSプレミアム 3月21日(水・祝)

●第1部“縄文の怪物”が生き返った!
3月21日(水) 午後7時00分

高さ70メートルの「太陽の塔」の内部に、40メートルもの樹が立っていることを知っているだろうか。この「生命の樹」にはかつて300もの「生き物の造形」があったが、大阪万博閉幕後、大半が失われた。岡本太郎が人生をかけて縄文の意味を見つめ、「縄文の怪物」を作りだし、それが今よみがえる意味をプロジェクトの当事者、漫画家・浦沢直樹さんなどとともに深めていく。番組後半には、完全再現となった「地底の太陽」を見る

【出演】小橋めぐみ,平野暁臣,藻谷浩介,浦沢直樹,【アナウンサー】杉浦圭子

●第2部 万博の熱狂とはなんだったのか
3月21日(水) 午後8時00分

高さ70メートルの「太陽の塔」の内部に、40メートルもの樹が立っていることを知っているだろうか。この「生命の樹」にはかつて300もの「生き物の造形」があったが、大阪万博閉幕後、大半が失われた。岡本太郎が人生をかけて縄文の意味を見つめ、「縄文の怪物」を作りだし、それが今よみがえる意味をプロジェクトの当事者、漫画家・浦沢直樹さんなどとともに深めていく。番組後半には、完全再現となった「地底の太陽」を見る

【出演】小橋めぐみ,平野暁臣,藻谷浩介,浦沢直樹,【アナウンサー】杉浦圭子

http://www4.nhk.or.jp/P4031/#content_21